『虎のたましい人魚の涙』が、立ち止まるべき大切な風景を見せてくれた

20代なかばで令和3年第165回芥川賞の候補になった、くどう れいんさんの最新エッセイ集。発売直後に重版がかかった話題作だ。 『虎のたましい人魚の涙』は、タイトルからして短歌の作り手らしいリズムが心地よい。あり … 続きを読む 『虎のたましい人魚の涙』が、立ち止まるべき大切な風景を見せてくれた