
悪夢とグッドデザイン賞【今日もコレカラ/第801回】
先日、悪夢を見た。
耳後ろから次々と虫が生まれてくるグロい夢で、ハッと飛び起きて、ああ夢か、と思うんだけど、寝落ちしたらまた夢の続きを見て……を何度も繰り返す最悪な一夜だった。
今、書いてるだけで、その時の耳後ろの触感が思い出されて、気持ち悪い。
たまたま同じ日に、友人の悪夢の話も聞いた。それもそれとて、背筋が凍るような社会的にホラーな夢で、しかもリアリティがありすぎて、ほんと聞いてるだけで怖かった。
そういう時って、目が覚めただけでも、めちゃくちゃ幸福だ。
耳から虫が生まれてこない世界線だってだけで、推せる。
悪夢はほんとキモかったけれど、目が開くだけで幸せを感じられることは、悪くないよなあ。
この先もっと歳をとっていったら、きっと、幸せを感じるハードルがひたすらにさがっていくんだろうな。
生きてるだけで、まるもうけ。
目が覚めただけで、まるもうけ。
そんなふうに人生が設計されているんだと思うと、人生ってなかなかにグッドデザイン賞。
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