
ごめんねって言わなくていいよ【さとゆみの今日もコレカラ/第420回】
昨夜、zoomセミナーの1時間前に京都から帰ってきたら、息子が熱を測っていた。私が京都にいる間、お留守番していてくれたおばあちゃんは、私と入れ替わりで北海道に戻っている。
「ま、大丈夫か」と言って塾に出て行ったのだけど、あっという間に帰ってきて、zoom中の私に向かって、身振り手振りで何かを伝えている。私も身振りで「ごめん、今、話せない」とジェスチャーすると、そのままベッドルームに行ったようだ。
セミナーを終えて「どうしたの?」と聞くと、「38度5分あって、塾から帰りなさいと言われた」という。「行く前は熱なかったんだけど、喉がすごく痛かったんだよね」。そういう言葉を話すだけでも、喉が痛いようで、ときどき顔をしかめる。
そして、小さい声で、「ごめんねー」という。
きっと、年末の忙しい時期に発熱してしまってごめんね、という意味だろう。
「あやまらなくていいんだよ。かわいそうに。明日、病院に行こうね」と言ったらホッとしたのか、またベッドに倒れ込むように寝落ちしていた。
熱が出たり、具合が悪かったとき、私たちはどうしても「ごめんね」と言ってしまうね。
それが家族であっても、仕事相手であっても。迷惑をかけてごめんなさい、と思ってしまう。
自分が言われる立場だったら、「あやまらなくてもいいんだよ」と思うけれど、自分が病気になったときは、やっぱりあやまってしまう。
こういうのって、全世界共通の感覚なのだろうか。
そして、風邪みたいな一過性の病気じゃなくて、介護すること/されることが毎日になったとき、自分はどう思うのだろうか。
いつだってごめんねって言わなくていいんだよ、と伝えたいし、ごめんねって言わなくていいんだよと言ってもらいたい。
けれど、そうも言ってられないときだってきっとあるよなあ。
なんてことを考えている朝でした。
先日、「年末の熱は厄落とし」と書いたけれど。
あれ、フラグだった感ある。
みなさん、よいクリスマスイブを!
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