「書く」でできること。「書く」でしたいこと【今日もコレカラ/第1000回】
ライターになって26年。
いまほど、「書くこと」の意味が揺れている時代もないように思う。
先日、ある大企業の宣伝部の方と話をしていたとき、「人間に読まれるかどうかは意識しなくていいですので。AIOだけ考えて記事を作ってください」と言われた。
「では、ライターを入れる必要はないのでは?」と尋ねると、「とはいえ、ある程度は整えていただきたいので」とおっしゃる。
さて。
こんな時代に、私たちが「書く」でできることは何だろう。
そして、私たちが「書く」でしたいことは何だろう。
2023年にスタートしたこの「今日もコレカラ」。
間に2ヶ月のお休みをはさんで、本日で1000回目です。
1回目の記事は、2023年11月1日。
まさにChat GPTの夜明けの話だった。
あの日私は、「AIは死なない。病気にもならない」と書いた。
私たちに人生があることが、私たち人間が書く理由ではないか。私たち人間にしか書けない文章はある。
そんなことを書いた。
そこから3年。あっという間にずいぶん遠いところまできた。
「人間にしか書けない文章」があるのか、ないのか。
そんな議論はもう、ほぼ無意味だと思う。
人間にしか書けない文章はもう、(ほとんど)ない。
これからはまったくなくなるかもしれない。
それを前提として
私(たち)が「書く」でできることは何だろう。
私(たち)が「書く」でしたいことは何だろう。
今日のCORECOLOR4周年のイベントは、そんなことをみんなと一緒に考える時間になったらいいなと思っている。
そしてこの「今日もコレカラ」の連載も、そんなことを考えながら書く1000回台になっていくだろうなと思います。
2000回目になるときは、どんな時代になっているだろう。
まずは主語を「私」にする必要がありそうだなどと、思う。私が、何をしたいのか。
明日、1001回目の今日コレは、大事なお知らせがあります。よかったら明日の朝、また見にきてくださいね。
【この記事もおすすめ】
今日もコレカラ。1回目はこの記事から始まりました
- Writer
- #佐藤 友美
- Back Number
- #さとゆみの今日もコレカラ