働く場所。年齢。それぞれの幸せ【今日もコレカラ/第1015回】
東京にきている母が、髪を切りに行くという。
私の知り合いの女性美容師さんのお店で、10年以上前からのおつきあいだ。
数ヶ月前、原宿から代々木公園近くに移転したばかりだというので、お祝いのお花を買って私もついていった。
窓が大きなその美容院はとても開放的で気持ちよかった。
これ、桜の木、こっちはイチョウの木、と美容師さんが説明してくれる。その後ろには代々木公園が広がる。
「ここに越してきて本当に良かったって、毎日思います」と、彼女はいう。
スタッフのほとんどが女性ばかりのお店。
かつては「日本を代表する女性美容師として、雑誌にセミナーにヘアショーにと引っ張りだこだった先輩後輩の2人が独立して出した店だった。
20年の間に、原宿→六本木→再び原宿と移転して、いまの代々木上原にいたる。
「ゆみさん、私もう、来月50歳なんです」と言われて驚いた。
そうか、私が50歳なのだから、同い年の彼女だって、そうなるよね。
久しぶりだったので「最近京都と2拠点生活しているんだ」と伝えると、「この歳になると、どんな場所で働きたいかも変わりますよね」としみじみ言われる。
うん、ほんとそれ。
若い頃は、流行のど真ん中にいた。彼女は予約数ヶ月待ちの原宿の店で。私も西麻布や表参道に住んで夜10時の打ち合わせでも朝6時からの撮影でも美容院に駆けつけられるようにしていた。
お互いに、歳をとった。
でも、きっと、幸せに歳をとったし、なんとか生き残ったなと思いました。
ちはるさん、移転おめでとうございます。
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退職を決めてから、実際に会社を辞めるまでには約1年間の猶予があった。この猶予期間内に、青木さんは自分の今後の人生設計について、深く考える日々を過ごしていた。
- Writer
- #佐藤 友美
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