
一番好きな四文字熟語【さとゆみの今日もコレカラ/第418回】
滞在している京都の宿に、「今日もコレカラ まだ全然間に合う」のZINEが届いた。東京に帰るまで待ち切れず、2冊だけ、京都に送ってもらったのだ。
フロントから電話があって、荷物を受け取り、部屋に戻るまで我慢できずエレベーターの中で宅急便の封をあけた。
……可愛い。
可愛い可愛い可愛い!!!
すりすりすり。うわあ、やっぱり手触りいいよう。小口のデザイン、めっちゃ素敵だあ! 分厚いけどすごく軽い。やっぱりこの紙にしてよかったなあ。裏表紙も好きやー。両A面にしてよかったー。ものすっごく「クラフト感」ある。質感のある一冊だ。やっぱり紙の本にしてよかった。嬉しいようううううう。
自分の本に触れて、こんなにもこんなにも嬉しい気持ちになったのは、初めてかもしれない。
もちろんこれまで書いてきた自著も、それぞれ大切。それぞれに思い入れがある。だけど、これまでの自著は生まれたときにすでに、成人しているというか、たくさんの人の手を経て印刷にかかっているので、すでに一人前の人格を持っているような感じだった。どこに出しても恥ずかしくない子。「よし、旅立ってらっしゃい。いろんな人のお役に立ってきてね」という雰囲気。
だけど、今回のこのZINEはなんというか、赤ちゃん爆誕みたいな感じがある。ほかほかしていて、まだふにゃふにゃしていて、産まれた感じがすごくある。いろんな人がお手伝いしてくれて、そして産まれた我が子よーという感じがする。この子は、私だ、と思う。
ぱらぱらとめくって、気になるページを読んで、またぱらぱらして気になるページを読んで。だいぶしばらく、そうやって読んでいた。どうしよう。すごく面白い。どのページを開いても、面白いようとなって、にこにこしてしまう。
この「ぱらぱらめくって目についたページを読む」というのが、紙の本ならではだなあと感じる。朝起きて、ぱっと開いたページの文章を読んでもらうとか、そんな使い方してもらったら嬉しいなあなどと妄想する。
東京の家にはクリスマスイブに届く手はず。
早くみなさんにお届けしたいです。
ところで。
今回のZINEは、初版500部でした。クラウドファンディングで、518冊買っていただきました。みなさん、本当にありがとうございます。
もともと500部も刷って大丈夫かなあと思っていたのだけれど、まさかの18冊足りないという事態で在庫切れになり、重版をするのです。
重版出来!
じゅうはんしゅったい!
私が一番好きな四文字熟語。
声に出して読みたい日本語。
印刷をお願いした藤原印刷さんに、100冊増刷したいです! とお伝えしたら、このZINEはページ数が多いので、100冊の小ロッドだと1冊あたり原価が8000円を超えてしまうことがわかった。
なので、再び、500冊刷ることになりました。
これほどまでに嬉しい悲鳴はあるでしょうか。
ええとつまりですね、ワタクシ、482冊も在庫を持つのですね。我が家のどこにそんなスペースが笑。
うっかり買い忘れちゃったよとか、
ZINEが届いたあとに「これならお友達にもプレゼントしたい」とか、
もう一冊保存用に買おうとか、
そんなふうに思ってくださった方がいたら、さとゆみにご連絡ください。
そして、せっかく482冊も手元に残るので、来年はZINEを置いてくださる独立系の書店さん、1軒1軒、営業をしたいなあと思います。
ここの書店さん、よくZINEを置いているよとか、このカフェ、ZINEを売っていますとか、ここに連絡してみたら? というお心当たりがあったら、みなさん、ぜひ教えてください。
年末年始は、本を買ってくださったみなさんへのメッセージを書いて過ごします。
可愛がっていただけますように。
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