
年末の発熱は厄落とし、てきな【さとゆみの今日もコレカラ/第417回】
ここ数日、連絡した相手がインフルエンザにかかっていたり、発熱している人がずいぶん多かった。みんな早く良くなるといいなあ。大事にしてね。
宮大工の祖父がよく「年末の熱は厄落とし」と言っていた。私はこの言葉がすごく好きで、「これで厄が落ちるのだ」と思うと、熱を出してしんどい身体や悲しい気持ちが、少し報われるような気がする。
同類の言葉で、「大事なものがなくなったときは、身代わりになってくれたのだよ」というのも好き。無くしたピアス、切れちゃったネックレス、落とした財布。そういう大事なものを失ったときは、その大切なものたちが自分を守ってくれたのだと考えれば、少しだけ救われる気持ちになる。
起こってしまった出来事は変えられないけれど、たったひとつの言葉で、その意味は変えることができる。こういう常備薬のような言葉はいくつか持っていると、人生がちょっと楽になると感じる。
これは私の造語だけれど、「艱難辛苦 是後之原稿料也」というのもあります。
ポジティブな出来事もネガティブな出来事もぱくぱく食べて、私たちは大きくなってうまくなるのだ。
【この記事もおすすめ】
私が先日のスペースで「公開を待っていてほしい」と話した、ちゃんめいの連載、今日アップです。
一人でも多くの人に読んでほしいです。
↓
今年、私は人生で初めて「一度引き受けた仕事を断る」という経験をした。


