
それはある日突然【今日もコレカラ/第630回】
帰りのフライトは13時間のうちほとんど、さとゆみゼミアドバンスの課題を添削していた。
アドバンスというのは、12週間のさとゆみゼミを受講してくれた人たちの次のコースのようなもので、すでに一度ひととおりの講義を受けてもらったあとだから、内容的にも関係性的にも踏み込んだ講座になる。
1ヶ月に1回の講義で半年ちょっと。
毎年思うのだけれど、この講座では、1回の講座ごとに2、3人が、突然うまくなる。
これは本当に不思議だ。
前回まで全然できなかったことが、突然できるようになる。
うまくなるのって、右肩上がりでちょっとずつうまくなるのじゃなくて、ある日突然「あ、これか!」と掴むのだなあと思う。
一概には言えないのだけれど、前回、とことん撃沈した人が次にうまくなることが多い。
これは持ち回りみたいなもので、だいたいみんな順番でやってくるのだけれど、
その「ひょいっ」と突然うまくなる日がいつかわからないから、やり続けるしかない。
昔、ソフトテニスのコーチをしていた父親が、
「ある日、突然うまくなる選手が誰で、それがいつかわからないから、指導者は毎日休めない」って言っていた。
私は毎日じゃないし、1ヶ月に1回の添削だけれど、うまくなあれうまくなあれと願いながら、みんなの文章を読んで原稿に指摘を入れている。
うまくなあれ。うまくなあれ!
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