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鶏の頭タイプ、牛の後ろタイプ。【今日もコレカラ/第629回】

帰国しました。フライト中にwifiが使えなかったので、遅刻ぎみの今日コレです。
昨日、鶏口牛後の話を書いたところ、いろんな人からコメントやメッセージをもらって面白かった。

鶏の頭になったほうが能力を発揮する人と、牛の後ろについたほうが心地よい人は、だいぶタイプが違うのだろうと思う。

美容院の取材が多かったヘアライター時代、組織のトップを任された人たちが驚くほど頼もしくなっていくのをよく見た。
まさに、ポジションが人を作る。肩書きが人を育てるのだなあと感じた。

一方で、昨日も書いたけれど、私は鶏口ポジションから牛後ポジションにシフトして、生きるのがとてもラクになった。

牛後のよいところは、自分の実力以上の景色が見られることにある。
自分がトップの場合、自分が見ることができる景色は自分の限界を超えない。
だけど、自分以外の全員が自分以上の実力者の場合、その肩車に乗せてもらって、知らない世界を見ることができる。
得ることができる。
学ぶことができる。
こう書くとTakerのようだけれど、Takeさせてもらう分、きっちり応援したり支えたりできる自分になろう、足を引っ張らないように頑張ろうと思っているうちに、自分にも力がついてくる。
(とはいえ実は、自分がトップでも、自分の限界を超えられることは前述の美容師さんの例でもわかるのだけれど)

前に書いたことがあるけれど、センスがピカイチなのだけれど、プライドが高く、いまいち人望がなかった美容師さんをどうしたらいいかと聞かれた。まさに「私以外、みんなバカ」と思っている節のある人だった。
私は、「ガンガン雑誌に出て、他の美容院のトップ美容師さんたちと共演してもらうといいんじゃないか」と提案した。
その人は実力以上の場所に放り出され、他社のエースたちの振る舞いを見て自分がどれだけ井の中の蛙だったかを知ったようだった。モデルさんをつかまえるのにも、スタッフの協力が必要だと気づき、人あたりもがらりと変わった。きっと、この人も「牛の後ろ」で頑張れるタイプだったのだと思う。

ところで。
全然関係ないけれど、鶏のトサカを触ったことありますか?
私、フィリピンで触らせてもらったのだけれど、めっちゃあったかいの。
あそこ、人間の爪とか髪とかにあたる部分だと思っていたけれど、ちゃんと血が通っているのね。

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これもまた、肩書きが人を導いてくれた話。

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