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相談にのってるふりして【今日もコレカラ/第769回】

相談にのってるふりして本当は納得行かせるのが快感で

脇川飛鳥さんの短歌集、ソーリーソーリーより。
あるわ、あるある。そういうのある。15回くらい噛み締められる短歌だ。読めば読むほど、じわじわくる。

最近気づいたのだけれど。相談に乗ってもらうとか、誰かの手を借りるとか、ちょっと迷惑をかけてしまうとか。
こういうの、意外と「孝行」じゃないかと思うようになってきた。
親孝行ならぬ、友達孝行、先輩孝行、後輩孝行。

え、人に迷惑をかけるのが相手に対する孝行だって? と思うかもしれない。

でも、あの人の役に立てたとか、ピンチを救ってあげられたとか、なんなら説教してやったぜとか、そこまでいかなくてもアドバイスしたったぜ、とか。
そういう経験って、頼られたほうに、手を貸してあげたほうに、充足感や優越感を手渡せる。

なんでもかんでも、自分でやってしまってはいけないのだ。
「お前はもっと人に頼る余地を残した方がいい」と、昔、誰かにも言われたことがあったなあ。

私たちは、人に頼るのは申し訳ないと思うのに、人から頼られると嬉しいと思う。
だったらなぜ、自分が嬉しいと思うことを相手は迷惑だと感じるに違いないと決めつけるのだろう。
それは相手をみくびっていないだろうか。相手は自分よりも狭量であると言っているようなもんだよなあ。

和田裕美さんとの2日間のコラボセミナーはめちゃくちゃ面白くてみんな大興奮だった。私もノートがメモだらけになった。本編めっちゃくちゃ勉強になった。
の、だけれど。
そのセミナーの「楽屋裏」で、私が一番学んだのはそこ。

自分が手を出すべきところではないところで決して手を出さない和田裕美さんは、先回って次々と動いてしまう私よりも断然、みんなを幸せにしてたよ。頼られているみんな、嬉しそうだったよ。

※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。

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封印していた心の闇のフタが“パカっ”と勢いよく開いて、硬い、堅い、固い黒いマグマが私の中から勢いよく噴き出す。「もういいや」と思うと同時に、「でもこんな話を聞かせてしまってゴメン」と心の中で友達に謝りながらも、私の口は機関銃となり、黒いドロドロしたものを吐き出していた。

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