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嘘ってつくのは簡単だけど覚えているのが難しいよね【今日もコレカラ/第810回】

日曜日の文学フリマで、『舌を抜かれる 9本のエッセイのうち、6本は嘘』というエッセイ集を販売します。

『舌を抜かれる 9本のエッセイのうち6本は嘘』
すでにネットで注文くださっているみなさま、ありがとうございます。文学フリマが終わったら、お送りさせていただきます。

✳︎

エッセイに嘘ってありだっけ? ナシだっけ? みたいな話でいうと、私はかなり厳し目に嘘を排除して運用している。一度でも明らかな嘘をOKにしてしまうと、全部に対して歯止めが効かなくなるのが怖いと思ったからだう。

エッセイに嘘をついて良いか問題を考えるとき、短歌業界でも巻き起こった論争を思い出す。
ある有名な短歌の賞をとった作品群(それは父親の死をテーマにした短歌集だったのだけれど)実は作者の父親は死んでおらず、想像で詠んだ短歌だったということがわかったとき、だいぶ論争があった。

短歌は身の上に起こったことをうたうべし。というのは不文律で、たしかに明確にルール化されているわけではない。エッセイも同じで、明確なルールはないけれど、たとえば、岸田奈美さんのエッセイ集が作り話だったら、怒ってしまう人もいるだろう。

そんなエッセイに対して、あえて嘘を仕込んでみたら、どうなるだろう。そんな問いからスタートしたこの本。京都文学フリマで初出しさせていただきます。ブースは「あ-13」。
さとゆみゼミ有志メンバーの新作ZINEも販売していますよー。
そして、夜は京都の日本酒サロン『粋』さんで、1日ママもしています。文フリ帰りにぜひどうぞ。

そして、いま初めての告白なのですが。
『今日もコレカラ』の366本のうち、1本だけ。最初から最後まで嘘を書いた日があります。あの日はなんでそんなことをしようと思ったのだろう。あれは、366本のうちの1本。今回は9本のうち6本が嘘です。
みなさん、お待ちしていまーす!(京都文学フリマにこられない方は、こちらでお求めいただけます)

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『今日もコレカラ』も出品します。栞に個別メッセージ書かせていただきまーす!

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