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もういちど若葉マーク【今日もコレカラ/第974回】

この歳になってくると、自分が他人に与えるプラスの影響よりも、マイナスの影響のほうが気になってくる。

いわゆる、老害だ。

自分が巻き取ってしまうことによるプラスよりも、任せることのプラスが大きいときもある気がする。

でも、難しいのは、この判断。

良かれと思ってやることが裏目に出ることも多い。
任せたつもりが丸投げと思われることもある。巻き取ったつもりが仕事を奪われたと思われることもある。

では、なにをもって、良かれと判断するか。

先日、なるほどと思ったのが、エンジェル投資家・川崎裕一さんの言葉。

老害とは加齢や性格ではなく、「再び初心者になるコスト」を払うことを拒否した人の別称だ。過去の栄光にすがるのも、新しいやり方を否定するのも、すべては素人に戻る恐怖からくる防衛本能に過ぎない。

(日経新聞・2026年7月31日より)

自分が初心者である場所をどこかにキープし続けることで、老害に敏感になれるのかもしれない。

最近、同世代の友人たちが、軒並み大学院に通い始めたり、新しい趣味に没頭したり、ボランティア活動を始めたりしている。

再び初心者になるコストをちゃんと払っている彼/彼女らは、たしかに頭がやわらかいし、人に学んだり頭を下げることを厭わない。
こういう上司だったら、部下は仕事しやすいのだろうなと感じる。

部下はいないけれど、私もなにか、新しいことを始めたいなあと思う、50歳の秋。
ゴスペルとか。ダンスとか。

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