だから本を読む【今日もコレカラ/第1012回】
先日、月に60冊読むkyoちゃんの連載原稿を読んでいて、そう、それなのだと思った一節がある。
本を読むということは、知らないことを知るだけではない。同じものを見ながら、自分とは違う誰かが何を見ているのかを知ることでもある。
自分ひとりの目では、見えるものには限界がある。
だから、本を開く。
まさに、と思う。
自分が見ている世界だけが、世界ではない。同じ景色を見ても、全然違う色を形を見ている人もいる。
誰かの視点を垣間見るために読む。
誰かの思考回路を辿るために読む。
自分以外の誰かになれないから、本を読む。
本はタイパが悪いとか言う言葉をきくたびに、いやいや、冗談じゃないと思う。
一回きりの人生で、何百回、何千回の人生をなぞれるのだ。
そして、これは、本か漫画以外ではなかなか難しい。
(そして、実はオーディブル<耳読>でも難しい)
今回、kyoちゃんが紹介している3冊は、どれも「読む前と読んだあとにモノの見え方が変わる本」だという。
たとえば、小倉ヒラクさんの、『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』であれば、
味噌汁も醤油も日本酒も、もう以前と同じようには見られなくなる。その覚悟を持って、読んでほしい。
と、紹介されている。
誰かの目を借りて、というタイトルも、まさに。
毎月50-60冊読む中から厳選された3冊。
kyoちゃんの本案内、面白いので、ぜひ読んでください。
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- Writer
- #佐藤 友美
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