あたたかい手を、順番に【今日もコレカラ/第1019回】
倖田來未さんの書籍のお手伝いをしていたとき、コンサートにご招待いただいたことがある。
彼女のコンサートは、家族連れが非常に多い。2世代、3世代で参戦するお客さんもいる。
会場には託児コーナーがあって、ほとんどの会場で子どもを預けられるようになっていた。これは倖田さんのこだわりで、子どもがいてもコンサートを楽しめるようにしたいと発案されたそうだ。
当時彼女はもうテレビなどに露出することは少なくなっていたけれど、全国のコンサート会場はどこもチケット売り切れ。担当した本のコンビニでの販売は、書籍のコンビニ売上冊数として過去最高となった(発売当時)。
かつてギャルだった少女たちが、結婚しても、子どもを生んでも、年に一度の彼女のコンサートを楽しんでいる。倖田さんだけではないけれど、こういうアーティストさんが増えると、少しずつ世界が変わるなと思う。
さとゆみゼミの同窓会も子連れ参加大歓迎で、先日海外から同期が一時帰国した時は、大人13人と子どもが7人集まった。
昨日も名古屋でゼミメンバーとランチ会をしたのだけれど、可愛い兄弟が参加してくれた。ママは、こういう場に慣れていない2人がやんちゃをしないかとても心配していたけれど、2人ともモリモリご飯を食べて、おねーさんたちに構われて、終始楽しそうにしていた。
そういえば、京都で読書会をした時は、パパが急遽出張になってしまったので参加できなくなったゼミ生がいた。その時は、お子さん連れで京都まで来てもらい、私が泊まっていたエアビーに泊まってもらった。読書会の間だけ私の知り合いの方にシッターをお願いした。
人に子どもを預けるのは初めてだったらしいけど、それから、地元でも時々シッターさんを頼むようになったそうだ。
子どもはみんなで面倒見ればいいと思う。
昨日も隣に座ったゼミ仲間が、何度も子どもの手を握ってあげていて、そのたびに男の子はニコッと顔を上げていた。その様子を見て、私も幸せな気持ちになる。
京都での読書会はシッターをお願いした方にも感謝された。子どもが成人した今、こんな小さくて可愛い子をまた抱っこできるなんて幸せすぎると言われた。預けてもらってハッピー、預ける方もハッピー。
うちの子も、いろんな人が面倒を見てくれた。SNSでは子育てについていろんなことを言う子育てポリスがいるようだけど、現実の世界ではみんな、優しい。
あたたかい手が、いっぱいあった。
そういうのが、じゅんぐりまわっていくといいな。
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「まずは大人が幸せにならないと、子どものあそびを許せないし虐待もなくならない。大人も『自分って何をしている時が楽しかったかな?』と思い出すといい。あそんでこなかった人は、あそび直せばいいんです」
- Writer
- #佐藤 友美
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- #さとゆみの今日もコレカラ