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嫉妬の育て方【さとゆみの今日もコレカラ/025】

昨日、東京女子大の学生さんの前でゲスト講義をさせていただいた時、「人の成功や幸せが素直に喜べません。どうすればいいですか」という質問をもらった。昨日の「好きぴの話をしておくれ」を読んでくれての質問だ。人の成功話を聞いて嫉妬したこと、私もたしかにいろいろあったなあと思い出しながらお答えした。

嫉妬に関しては、良いお知らせが2つあると思う。

まず、人に嫉妬する時。それは、自分がその人に近づいている証拠だということ。たとえば私が、孫正義さんや長澤まさみちゃんに嫉妬することはない。遠すぎて嫉妬の感情なんてわかないからだ。

人の成功にモヤっとするのは、自分がその人に近い証拠だ。「あのポジションにいるのは私だったかもしれない」と思うとき、嫉妬が生まれる。つまり、射程圏内。

そして大抵の場合、成功や幸せは椅子取りゲームではない。入れ替え戦ではないから、相手を引きずり下さなくても、自分がその場に行けば椅子はある。もっと近づいて、次は私の番と思っていれば良い。

(ただし、恋愛は別。恋愛は原則相手の椅子を奪わなければ座れない)

次は私の番、を実現するにはいくつかコツがあると思う。

たとえば、嫉妬する相手のことを SNS で追いかけるのではなく、リアルに観察すること。SNS にはその人のほんの一面しか表出しない。でも、実際に会えば、その人がどんな振る舞いをして今の椅子に座っているかがわかる。自分との差分も測れる。

差がほとんどなければ、次は私の番と思ってにこにこしていればいいし、想像より差分が大きかったら嫉妬自体が消えるかもしれない。実際に会ったら、意外と羨ましくないなと思うこともある。

ある著者さんに、「誰かにイラッとする時は、その分野にあなたの才能がある時だ」と教えてもらった。

嫉妬は上手に育てると綺麗な花が咲く。

かもしれない。

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