検索
SHARE

人生における雨降りと雨漏り【今日もコレカラ/第959回】

京都は二晩続けてスコールのような雨。
家仕事のある日が雨だと、なんだかちょっと得したような気持ちになる。
今のうちにたっぷり降っておくとよい。そんな気持ちになる。お出かけの皆さんにはごめんなさい。

京都では、築98年の町屋を借りて住んでいる。
これだけの土砂降りで、雨漏りしないのがすごいなと思う。

むかし、建築家の人から聞いたのだけれど、マンションではなく一軒家で、しかもゼロから設計をした場合は、まあまあの確率で雨漏りするらしい。

え、こんなにいろんな技術が発達しているのに? と驚いたけれど、事前に雨漏りの確率をゼロにする事はとても難しいらしい。
それを避けるためにあらゆる事態を想定するよりは、むしろ、雨漏りをした後に、その原因を探り当てて対処する方がコスト的にも良いとのことだった。
「絶対に絶対に雨漏りをする家に住みたくない」のであれば、そもそもオーダーメイドの住宅を作るべきではないとも言っていた。出来合いの、すでに大量のデータが集まっているような既製品の家を買うべきなのだと。

この話はとても面白い。

建築の話だけではなくて、人生のいろんな側面に応用できるような気がする。

まずは始める。
不具合が出てきてから、どうするか考える。
あらゆる予防線を貼ってからスタートするよりはオリジナリティのあることができる気がするし、遠くに行ける気がする。

昨日、京都2拠点暮らしについて、50代を迎え討つに書きました。
たくさん読んでいただいています。よろしければ、ぜひ。

50歳。初めてのひとり暮らし。築98年。東京&京都の町屋・2拠点生活

※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーはこちら
365日分をまとめたZINE「今日もコレカラ まだ全然間に合う」はこちらからご購入いただけます

writer