
上から目線じゃなくて横から目線【今日もコレカラ/第795回】
かの有名な
むずかしいことをやさしく,
やさしいことをふかく,
ふかいことをおもしろく……
は、井上ひさしさんの言葉だ。
この言葉、一度はなるほど! と思うのだけれど、実際にこのとおり書こうと思ってやってみたら、難しい。
いや、インタビュー原稿などではいいのよ。このとおり考えればいい。
だけど、エッセイや自分の書籍となると、この態度で書くとどうしても「やさしく教えてあげなくては」となってしまう。
その感じって、どうしても原稿ににじむし、とくにエッセイではこれがにじむと、なんだか上から目線のいやらしい文章になってしまう。
これ、どうすればいいんだろう。私の筆力の足りなさか? と考えていたところ、今日読んだ本に大ヒントがあった。
誰かに何かを伝える文章を書くときは「高いものを下ろす」のではなく「遠いものを近くに、身近に持ってくる」ようにするとよいというアドバイスだった。
これはちょっと革命的。
上から目線ならぬ、横から目線というわけね!
いいこと聞いた(読んだ)。
※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。
【この記事もおすすめ】


