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化粧の濃い文章。声の大きな文章。【今日もコレカラ/第796回】

今日、初めてお目にかかったアーティストの方がおっしゃっていた言葉が記憶に残った。
「声の大きな文章」という表現をされていた。
ドキっとする言葉だ。

自分の文章を振り返ると、言っていることに自信のないときほど、声の大きな文章になっている。そして、そうやって大声を張り上げた文章ほど、見向きされない。

以前、師匠のさとなおさん(佐藤尚之さん)に、「さとゆみの文章は、ときどき化粧が濃いよ。そのまま置いてくればいいんだよ」とアドバイスをいただいたことがあった。
化粧が濃いことと声が大きいこととはイコールではないけれど、あるべきではない方向性の文章という意味では多分、同じだ。

家に戻ってきてから、今日の夕方書いた文章を読み直す。
恥ずかしい。大声でがなりたてている。これはきっと、たいしたことを書いていないと自分が直感しているからだ。ぶんぶんに拳をまわしている。
確信を持って書いているときは、ほんと、最小限のことしか書かないのにな。

明日、もう一度修正しよう。
今日は閉店がらがら。おやすみなさい。

※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。

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