
京都でドキドキすること。ご近所様ご挨拶周り【今日もコレカラ/第870回】
京都でのご挨拶周り
出張で地方滞在が長くなるとき、私はいつも、その土地でお花を買う。一輪だけのことが多いけれど、ホテルのグラスに水を入れてお花を挿すと、それだけでその場所が「自分の場所」のようになって少し落ち着く。
京都に借りた家は、築98年の町屋だ。マンションの部屋を4つ見たあと、不動産屋のサイトにピコンと出たこの新着物件に、一瞬で惹かれた。問い合わせをしたら、まだ人が住んでいるので内見はできないという。
教えてもらった住所を頼りに、路地の奥にあるその家を外から見て、ひと目で気に入った。この家が100歳を迎えるときに、自分が住み主だったら素敵だなあと思った。
「立地が良いので、内見せずに決める人もいるかもしれませんね」
と言われ、その場で申し込みをした。
心配だったのは、京都での人付き合いだ。戸建てだと、マンションのようにはいかないだろう。
「ご近所へのご挨拶、どの範囲まで行くべきかな」と考えたのは、久しぶりだった。
不動産屋さんに相談したら、お隣とお向かいの2箇所だけでいいのでは、と言われた。いやいや、そんなことはないだろうと、東京から6個の手土産を持って行った。やっぱり、全部なくなった。
この感じ、とても久しぶり。
どきどきの京都暮らし、ご近所さまとの思わぬできごとを書きました。
よかったらご覧ください。
あんなに苦手だった「ご近所づきあい」なのに……
vol.2 あんなに苦手だった「ご近所づきあい」なのに……
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