
人生テンパリスト名鑑【今日もコレカラ/第905回】
カミーノ出発前夜さとゆみです。
あらゆることが間に合っていない。こんなに慌てて出かけてよいのだろうか。
先日、パスポートが見当たらなかった話を書いたら、想像以上にたくさんの反響をいただき、みんなパスポートあるあるしてるんだなと感慨深くなったことよ。
私が知っているなかで一番のパスポートトラブルは、ラスベガスの教会で2人で結婚式をあげようとしていた奥様のほうが、パスポートの期限が切れていて結婚式に(自分の)行けなくなったというもの。
それだけでは終わらず、なんとお互いの家族がその教会にサプライズで到着していたらしく、花嫁も花婿も不在のまま、何も知らない家族だけが教会に集まってしまったというものだった。
(ご家族はみんな英語ができず、教会の人たちとも意思疎通ができず、夫婦が到着しないものだから、事故にあったと思ったらしく、悲嘆にくれていたらしい)
なんて幸先の悪い結婚であることよ、それって神様が結婚を引き留めているのでは? と思うけれど、その夫婦はいまも仲良く過ごしている。
最初のほうに大変なことがあったら、あとはなんとかなっちゃうものなのかな。
感想の中に、「そうそう、さとゆみは、マジでテンパらない」「相当なトラブルなはずなのに、全然テンパらない」という友人たちからのコメントもあった。
たしかに私、トラブルがあったときは、すーっと冷静になる。ふつふつとアドレナリンが湧いてきて、むしろ楽しくなってしまったりする。
そんな私のテンパリ第1位は、大阪で200人の美容師さんにセミナー予定だった日、日程を勘違いして越後湯沢の温泉にいってしまっていたことだ。
「いま、新大阪駅の改札にお迎えにきていますけれど、どちらですか?」と電話がかかってきて、すーっと血の気が引いた。
今でも思い出したくない。そこから数ヶ月、お詫び行脚でした。
あれが人生最大のテンパリングだった。
みなさんのテンパリストも、ぜひ教えてください。
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自分の中でくすぶり続けている過去は、やっぱり笑い飛ばせないけれど。それでも私は、帰りの電車の中で、何年もかけて過去の自分に作り続けてきたタンコブを、ナデナデしてあげたい気持ちになっていた。
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