
言葉とからだ【今日もコレカラ/第915回】
9時間近く寝て、朝ごはんもたっぷり食べた。
元気もりもり。スペイン巡礼8日目の朝。
毎日、ただ歩いているだけなのだけれど、言葉で知っていたことを体で確認しているような日々。
たとえば、
20キロ歩こうと思う日は、18キロくらいで疲れのピークがやってくる。
でも、30キロ歩かなきゃいけない日は、28キロくらいで疲れのピークがやってくる。
不思議なものだ。
そして、15キロでいいと思っていたのに、20キロあった日が一番キツかった。
18キロくらいで泣きたくなった。
その前日は18キロ地点で「よし、半分超えたな」って思っていたのに。
とういわけで、いつにも増して悲観的に生きるようにしている。そうすると「思ったより、楽じゃん」となる。
この
「予想していた困難はそれほど大変じゃないけれど、予想外だと結構こたえる」
は、他にもあった。
カミーノ巡礼経験者の皆さんが、
「荷物が重いと大変だよ」とか
「宿には早めに入らないと2段ベッドの上になるからね」とか
「絶対に足にマメができるから、その対処法はコレ」とか
いろいろ教えてくれたので(直接にも本やブログでも)、そういう心づもりはしていたのだけれど、
5月のね、この時期のね、ポルトガルやスペインがね
花粉大爆発!!!!
の季節だってことは、これまで読んだどのブログにも書いてなかったよ。
これが本当にキツかった。めちゃくちゃ気持ちのよい森の中を、100回くらい鼻をかみながら歩いていました(薬を手に入れたので、いまはおさまってる)。
なにはともあれ、毎日淡々と歩いています。
カミーノ巡礼は100キロ以上歩くとディプロマ(?)がもらえるので、昨日あたりからごっそり人が増えている。
夫婦や家族で歩いている人も多いようで、3世代のパーティも見かけた。
思ったより、友達はできない。宿でちょっと話したりくらいはするのだけれど、だいたいそれっきり。
私はというと、このままだと、予定より2日も早く着いてしまいそうなので(最終到着地点のサンティアゴ・コンポステーラで宿の予約をしている)、またルートを変えようかなあと思ってる。
巡礼者の1割しかいかないというスピリチュアル・バリアントにしようかな、どうしようかな。
きつい山越えがあるとの噂なので、歩きながら、もうちょっと考える。
(今日のお昼に、分岐点がある)

綺麗な雨。21時。
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自己紹介のときにアーティストと名乗ると、『普段は何をしているの?』と聞かれることもよくありました。
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