
全く信用できない自分との付き合い方【さとゆみの今日もコレカラ/052】
私は私を「いい奴だけど信用ならない人間だ」と思っている。大雑把で自分に甘い。悪気はないけど、よく法螺をふく。
たとえば、昨日まで京都で新刊を執筆していたのだが、「2週間毎日 10 時間、コワーキングで書いてたんですよ」などと言ったりする。
しかし、実際は違う。
記録によると、私が書籍を執筆していたのは、この2週間で 51.5 時間だけ。週末2日休んでいるので、実際の執筆は 12 日間。つまり、1日5時間弱しか書いていない。
10 時間あれば 10 時間書けると思いがちだ。
10 時間あれば、5時間書ける。これが、私の現実。
残り5時間はどこに消えたのか問題はまた別で考えるとして、自分を信じられないからログを取って検証する私を、私はちょっと好き。
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一方で、私は書く時の私を少しずつ信頼し始めている。
何を書けばいいか見当がついていない時も、まずは1行書いてみる。1行目を書いた自分が2行目を書いてくれることを信じて書き始める。数秒先の未来の私が、過去の私からバトンを受け取って走る。走った私はまた、未来の私を信じてバトンを渡す。頼んだ3行目! このバトンを4行目に繋いでくれ。
信用ならない自分だけど、書く時の自分は少し頼れる(気がする)。
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