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すごい人ほど一貫してない【さとゆみの今日もコレカラ/第 237 回】

経営者やアスリートなど、誰もが知っているような著名人の取材があると  き。過去のインタビューや著作などを読みこんで気づくのは、未踏の偉業を成し遂げた人ほど、主張が一貫していないということだ。

5年前のインタビューと、3年前のインタビューと、昨年のインタビューで、言っていることがまるで違う。ときには、1冊の書籍の中ですら、主張が一貫していなくて、20 ページ目で書かれていることと 100 ページ目で書かれていることが矛盾しているように感じることもある。

一瞬???となるのだけれど、そうか、そりゃそうだよなと思い直す。

世の中は進化するのだから、5年前と同じことを言っていてリーダーになれるはずはない。アスリートだって、自分の年齢や体力、対戦相手によって戦い方が変わるのは当たり前だ。

失敗したり負けたりしては修正し、最新版の自分にアップデートする。現役でいる限り、そのつどつどで考え方が変わっていなければ、むしろ退化なのだろう。その姿は、PDCA を高速で回しているというより、 PDDDDDDDDDCAAAAAA のようなサイクルを回しているように思える。

表現の違いはあれど、こういう人たちが異口同音に主張するのは、「小さな成功体験が、大きな成功の足を引っ張る」だった。

失敗なら当然やり方を変える。でも成功してもそのやり方にこだわっていたら、すぐに転げ落ちる。成功してもやり方を変える。それが一流が立つ鋒なのだろう。立っているだけで足から血が出そうだ。

楽しみにしていた取材、行ってきます。

【この記事をおすすめ】

料理人は、「学んだことをくり返す」ことによって完成度を高めるものです。何かを変えると完成度が崩れる可能性があるから、本来、一度完成させたセオリーは崩したくない。でも、完成度にとらわれると成長が止まる。時代の変化に乗り遅れる。だから、かっこいいことを言うと「崩す勇気」を持つことが大事だと思っているんです。

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