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営業しなくても仕事がくるようになった理由【さとゆみの今日もコレカラ/第302回】

『書く仕事がしたい』や『本を出したい』を読んでくださった方はご存じだと思うのだけれど、私は企画を立てるのが好きだし得意だ。今でもときどき、企画を持ち込んで仕事をいただいている。

自分の能力を自己評価すると、「企画>>>>>コミュニケーション>インタビュー>>原稿」だと思っている。

ライターの中には、営業が苦手だという人も多いけれど、私の場合、売り込み仕事がなければここまで仕事が続いていなかったと思っていた。

ところが。

2024年は4月からゆるやかにロングバケーションにはいっているため、企画を提出するのをやめていた。すると何が起こったか。

企画の持ち込みをしなくても、仕事がくる。過去最高くらいに仕事が、くる。いま、2割稼働くらいでのんびり働いているんですよねと言っていても、仕事がくる。なぜか。

バケーション中のいま、引き受ける仕事はどうしてもやってみたいと思う仕事だけにしている。以前よりも時間に余裕があるので、1本あたりの原稿の下準備をこれでもかとするようになった。編集者さんと密にコミュニケーションをとって過去記事を読み込むようになった。原稿を早めにアップして、数日寝かせるようになった。編集部からも取材相手からも修正がほとんどなくなった。取材が終わったときと納品後と公開後、仕事を紹介してくれた人にお礼メールをするようになった。

すると、次の仕事を依頼される。

あんなに躍起に企画を持ち込み、新規の仕事をとらねば仕事がなくなってしまうと思っていたのは、なんだったのか。そうか、リピートが絶えない友人のライターたちは、こういうことを大事にしているのかと、今更ながら気づく(遅い!)

次から次へと新しい企画を繰り出してきた私だけれど、目の前の仕事をちゃんと丁寧にしてきたか。

新規開拓のキャンペーンばかりやってきて、既存の取引先を徐々にがっかりさせてこなかったか。

仕事のオファーが途切れなくなって、これまでの仕事がいかに甘かったかを反省する今日この頃。

遅いよ。

✳︎「今日もコレカラ」は毎朝7時に更新し、24時間で消滅します。今日もこれから良い一日を。

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