
気づかぬうちに情報漏洩【さとゆみの今日もコレカラ/第 317 回】
1年くらい前のこと。
よく通っているコワーキングスペースで、「アクセンチュアとか駆逐すればいいんですよ」という大きな声が聞こえてきた。周囲の人たちがぎょっとして何人も振り返ったのだけれど、zoomミーティング中らしい当の本人はその視線に気づいていない。
昨日もまた別のコワーキングスペースで、NewsPicksがーとか、メルカリの場合はー、とか、○○さんは次にこういう方針を打ち出しているから、などとあきらかに機密事項であろう内容を大声で話している人がいた。
たまたまその人の後ろを通ったのだけれど、モニター画面いっぱいに映し出された打ち合わせ相手が知っている顔だったので、思わず二度見してしまった。
私、こういう場面によく遭遇するのだけれど、日常的にコワーキングを使う友人に聞くと、自分は出くわしたことないという。どうしてだろうと考えたのだが、アレだ。私はイヤフォンを使わないからだと気づいた。仕事中、音楽を聴く習慣がない。だから、耳が全開なのである。
私が新規事業系の原稿を書くことが多いこともあるだろう。スタートアップの会社名やCEOの名前、サービスの固有名詞がある程度わかる。話している内容も想像がつくし、それ、まだローンチ前のサービスでしょというのもわかってしまう。
24インチのモニターに会社の会計資料や新商品のデザインデータをどーんとうつしたまま離席している人もいたりして、ひやひやしてしまうこともある。財布盗まれるよりももっと怖いものが盗まれちゃうよ。
自分の打ち合わせ相手がコワーキングで話していないか問題は企業側も気をつけた方がいいと思う。
コワーキングを使っている人たちも、機密性の高い仕事を外に持ち出していないか気をつけた方がいいと思う。
小姑みたいでほんとごめんだけど。
ーーーーーーー
【この記事をおすすめ】
あ、ここから本音出るな。ここで何を言うのかな、それとも逃げるのかな。


