
CORECOLORの3年目が始まります【さとゆみの今日もコレカラ/第 346 回】
きっとどんな職業でもそうなのだと想像するのだけれど、あの瞬間があったから今も頑張れている、そんな瞬間があるのではないかと思う。
「あなたたちの商品のおかげでこんなに助かっている」
「このサービスがあるから気持ちよく働けているよ」
「先輩のようになるのが目標です」
「この本を読んで人生が変わりました」
そんな言葉をかけてもらった瞬間を手のひらに握りしめて、私たちは、誠実な仕事をしたい、もっと良い商品を良きサービスを良きコンテンツをつくりたいと思うのではないだろうか。
CORECOLORは、昨日サイトオープンから2周年を迎えました。
全国から90名近くのメンバーが集まり、「書くことについて」の勉強会をした。
ライターデビューをした仲間たちは、なぜ書くことを選びどう生きていきたいかを話してくれた。
ヒロさんが、書くのが楽しくなった。ライスワークがライフワークになったと言っていた。
さよが、こんなに一生懸命頑張って書いとるんじゃい、と言った。
ちゃんめいが、マンガとマンガ家さんへのリスペクトを語って、やまともは「私が愛知の選手の魅力を伝えるんだ」とサイトを立ち上げたことを話してくれた。
白さんが自分で選ぶことの大切さを話してくれて、ちえみが取材を前にどんな準備をするのか、そしてそれは何のためかを教えてくれ、こずえちゃんが医療の分野で書いていこうと思った理由を話してくれ、えずさんはいつだって「書いて幸せになる」ことがテーマだと言った。
書いて稼ぐだけなら、この時間、家で原稿を書いていた方がお金になる。数日後の締め切りは大事だ。
でも、自分が書き続けた先の十年後、二十年後に、どんな世界を見たいのかを考える時は、そこに真摯に向き合っている仲間の話を聞くことがチカラになるなあと思ったよ。
ここしばらくずっと、私はこれからの人生で何をしたいのかなと考えていた。
自分だけが書けるようになればいいやと思っていた10年前。ライバルは全員いなくなればいいと思っていた。
書きたい人が書けるようになれるお手伝いがしたいなと思った。これが3年前。
自分がいい文章を100本書くよりも、100人の仲間が素敵な文章を書こうと思える世界のほうがきっと楽しいんじゃないかと思った。これが2年前。
そして、今、毎日のようにみんなの文章を読みながら、ちゃんと大切に心をこめて書かれた文章がある世の中は、素敵だなあと思っている。そういう文章はちゃんとちゃんと誰かに届いて、その人の心の養分になっていくんだということを、私はみんなの文章から教えてもらいました。だからこの小さな場所から、大切に書かれた文章を世の中にのこしていくことを広げていきたいなあと、思うのです。そして、書くことで誰かを応援できたり、自分が世界を好きなったりできるんだという体験を、みんなと一緒にしていきたい。一度でもそういう体験をした人はきっと、この先ずっと、大切に書くことを信じて生きていけると思うから。
3年目のCORECOLORは、今まで以上に、「地球をもっと、優しく、まあるく、あったかく」を胸いっぱいに考えながら、私たちの知りたい、伝えたいをお届けしていきます。
これからのCORECOLORも、どうぞよろしくお願いします。
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【この記事をおすすめ】
名古屋でポップアップストアを立ち上げたときが転機となりました。自分がヘラルボニーで働く理由が完全に腹落ちしたタイミングだったと思います。
私はそのストアの責任者を務めており、店頭に立っていたんです。そこにお客さまが近づいてきて、私の顔をじっと見つめこう言ってくれたんです。「実は私の子どもには障害があり、明るい将来が見えなかった。私が先立ったらこの子はどうなってしまうのだろうと不安に感じる。でもヘラルボニーという会社を知って未来に希望をもてた。ありがとう」と。一緒に来ていたご友人の方も「そうだったの?」というリアクションだったので、たぶん周りにも言えず、一人で抱え込んでいたんだと思います。
この言葉をかけてもらったときに、私たちがやっていることの社会的意義が改めてわかったんです。我々はこのような想いをもった人に希望を与える役目なんだと。それは同時に、自分自身がヘラルボニーにいる意味も見出してくれました。


