
みなさまへのお礼とご報告【さとゆみの今日もコレカラ/第366回】
いやっほー! 10月31日の朝がやってきました。
2023年の11月1日に「今日もコレカラ」を始めて、1年が経ちました。
ここ数ヶ月は365回目をカウントダウンしながら書いていたのだけれど、途中から「あれ?」となって、ああ、今年閏年かってなりました(笑)。
なので、366回目の今日で、この「コレカラ」が1年分になります。読んでくださるみなさん、感想をくださるみなさん、本当にありがとうございます。
「24時間で消えちゃうのもったいない」「アーカイブしてほしい」という声をくださったみなさまも、本当にありがとうございます。
昨日、これまで書いたコレカラの一覧表を見ていました。スプレッドシートにタイトルを書き出しているのです。
私が一番好きだったのは「チルチルミチル」という回で、一番たくさん読んでもらえたのは「ほとんどの人は、やらない」でした。
人間とAIについて書いた文章が結構あったみたい。あとは、「書く」という仕事について書いたことも多かったなーと思います。
「共感できないに価値がある」や「毎日書くことで失われるもの」みたいなのは、それまで考えたことのないことを考えた気がする。
みなさんにも、お気に入りの1本があったら、すごく嬉しいです。
これまで読んでくださったみなさん、感想をくださったみなさん、「見逃しちゃったよ」とか「24時間で消えないでほしい」などと言ってくださったみなさん、ありがとうございます。
なんと!
なんと!!
このたび、「今日もコレカラ」この366日分までの文章をすべて、1冊にまとめさせてもらうことになりました。
わーーーーい、嬉しい!!!
さとゆみ、初めてのZINEに挑戦してみようと思って準備を進めています。
どうして出版社さんから出してもらう本ではなく、ZINEにしたかったかというと、読んでくださる読者の方、ひとりひとりと直接交流してみたいと思ったからです。
この本を販売するにあたっては、みなさまに「今、気になっていること」「考えていること」「悩んでいること」などを教えてもらって、それなら「○月○日のところを読んでほしい!」と本と一緒にメッセージをお送りしたいと思っています。
明日のコレカラで、詳細をお伝えできたらと思っています。
ぜひ、みなさまと、文章を真ん中に、いろんなやりとりできたらいいなと妄想しています。
366日間、ありがとうございました!
そして、明日からもまたぜひ、読んでくださったら嬉しいです。
「今日もコレカラ」は毎朝7時に更新し、24時間で消えます。今日もこれから、良い1日を!
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今日は記念に、初回の文章を貼っておきます!
ChatGPT と教授の死【さとゆみの今日もコレカラ/001】
Wed.11.01.2023
その日、友人の車に乗ったら坂本龍一さんの曲がかかっていた。運転席を覗き込むと、「うん。教授の」とその人は言い、「追悼」と付け加える。ほんの数日前、教授は闘病の末亡くなっていた。彼の死を惜しむ文章がここかしこでアップされている。誰もが思い出の曲を記し、その曲を聴いていた時代の自分について書いていた。
彼がいなくなった 2023 年4月は、「ChatGPT が普及したらライターの仕事は無くなるか?」と、うるさいほど聞かれた春だった。
教授を偲ぶ文章を読みながら、ふと「ChatGPT なら死なないのにな」と思った。死なないし病気にならない。そして、追悼もされない。
人は、思った以上に、作品と作り手の人生を照らし合わせているものだ。20代の頃の作品か。どおりで初々しいと思ったとか。作風が変わったのは大病をしたせいかな、とか。ただ受け取るだけでも楽しめる作品に「文脈」を見出すと、味わいは変化する。
音楽であれ、絵画であれ、文章であれ、それを生み出した時分の作者に想いを馳せるのは、自分との距離を測りたいからだろうか。自分と重ねて身近に感じる。あるいは、手が届かない存在だと考える。その近さ/遠さを感じた瞬間、作品は私に干渉し身体の一部になる。
文脈を見出すのも、作者との距離を測るのも、作り手に「人生」があるからだ。ChatGPT には、それがない。ChatGPT は、生まれないし、死ねない。学生時代も、晩年もない。今日、フリーランス協会のイベントで、「ChatGPT には書けない文章」について話をする。”私たちには人生がある”ということが、おそらく鍵になるだろう。


