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勝てる勝負しかしない vs 勝つと決めた勝負しかしない【今日もコレカラ/第627回】

先日ある経営者の方とお話をした。
一代でいくつかのビジネスを軌道に乗せ、財を築いた方だ。

たまたま数日間、その人が仕事をしているときのスピード感や判断軸などを垣間見る機会があった。
事前に超ハイレベルのインプットをし、考えうるリスクを想定しまくり、凄まじい勢いで決断を下し、そのあとは一気に突き進むのだと知って、その凄まじいコミットメントにのけぞった。

いわく「勝てる勝負しかしない」とのこと。
くー。カッコいい。

実は僭越ながら私も、勝てる勝負しかしない。
(と、思っていた)

でも、その「勝てる勝負しかしない」の内訳がその方とは全然違った。

私の場合はまず
・勝つと決める
・とっととやる
・たくさん負ける
・そのうちに勝ち方(負けない方法)がわかる
というやり方だ。

迷路の中に入って、行き止まりにぶつかったら引き返す。
分岐点まで戻って、別の道を行く。
それもダメだったら、もう一度戻って別の道を行く。
出口にたどり着くまでそれをり返す。
そんな感じ。

勝てる勝負しかしないというよりも、勝つまで負けるのが気にならないといったほうがいいかもしれない。
そうなのだ、私、負けること、失敗することが、まったくもって気にならないのだ、へのかっぱ。

このやり方の良いところは、初回で勝たなくていいことだ。
勝率が1割だったとしても、10回勝負すれば10回以内に1度は勝てる。
運が良ければ1回目で勝てるし、最悪でも10回目には勝てる。

ただし、勝負する前に「勝つ」と決める必要がある。
勝つと決めないと、(最悪)10試合するだけの、時間(とお金)が投資できない。

また、このやり方の致命的な側面は、出口がない迷路の場合、迷宮入りすることだ。
過去にそうだったことは一度もないけれど、「出口のない迷路(勝率0割)」を選ばないことが最重要になるだろう。

このリスクがあるので、私は人が雇えない。
あと、やっぱり体力がいる方法だと思う。

タイトルには「vs」と書いたが、「vs」の話ではない。
やりかたは人それぞれだ。
それぞれなのだが、なるほどこれが私に限界がある理由か、と、その方と話していて気づいたよ。

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