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みんな、「どうAIを使うか」ばかり考えてない?【今日もコレカラ/第799回】

年始にしゃきっとしたくて、師匠、さとなおさん(佐藤尚之さん)の出版トークイベントを聞きに行った。
新刊、『AIに選ばれ、ファンに愛される。』は、発売から2週間で3刷。

山口周さんや尾原和啓さんも絶賛する本の内容はいつかゆっくり書きたい。でも、今日はその前に。
これからの時代を生きていく上で考えなきゃいけない大前提の部分で、あまりにスコンと抜けていた大事な観点について。

それが、トークイベント開始早々、さとなおさんから発せられた
「みんな、AIについては、『自分たちがどう使うか?』ばかり考えてませんか?」
という問いだった。

「自分たちがAIをどう使うか、自分のポジションがAIによってどう変わるかは考えていると思うけれど、AIを使うようになった人たちが、『どうやってモノ(サービス、コンテンツ)を買うのか』については考えていますか?」
と、さとなおさんに聞かれ、ハッとした。

たしかにここ数年、自分がAIをどう使えば効率を上げられるのか、仕事のクオリティを上げられるのか、そしてAI時代に自分はどうすれば生き残れるのかについてはたくさん考えてきた。
ライター界隈でも「AI時代に生き残るライター・ライティング」の話はたくさんされてきた。
でも、「AI時代に、どのように文章が読者の目に触れ、選ばれ、読まれていくのか」といった議論は尽くされていないように思う。

くるっと目線の位置を変えて、相手の立場になって考えること、そういえばこの件に関してはしていなかった。

さとなおさんのラボに参加していたのは、いまから10年前のこと。
そのときからずっと「伝えたい相手、届けたい相手のことをよく見なさい」と言われてきた。
それは、AI時代になってからも変わらないことなのだ。
自分のことばかり見てるんじゃなくて、伝えたい相手、届けたい相手が、AIを使ってどのように本や文章に辿り着き、どう判断して買っていくのか。
そっちを見なきゃいけないんだった。

これ、今日、あらためて、ハッとしたところ。
本の内容以前の大前提の話だったのだけれど、そこが一番ずぶっときた。

そしてしみじみと、さとなおさんは何度も自分をゼロにする人だなあということにも。
これまでの上手くいってきたやり方を全部スパッと捨てて、ゼロになることを、何度してきているのだろう。
そこが、師匠の一番「師」なところ。この話も、また今度。

行ってよかった!

※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。

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(これはもう、10年以上前の記事。CORECOLORの前身のサイトで聞いたお話です)
いや、スラムダンクのときはまだでしたね。「伝えてもらいたがっている人」という言葉はスラムダンクの頃には使っていなかったと思います。

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