
第一印象良くしない作戦【さとゆみの今日もコレカラ/第 328 回】
社会人2年めのとき、3年生の先輩に「安藤(旧姓です)って、仕事できそうな第一印象かもしだすのに、全然仕事できないところがマジでムカつく」と真顔で言われたことがあった。
仕事できる風の顔をされることによる「任せたら失敗!」の弊害のほうが、実際に仕事ができないことよりも大きいということらしい。
そのときは、「せめて第一印象くらいは良く見せよう」と思っている新人に対して、なんてひどいことを言う先輩だろうと思っていた。けれどもこの10年ほど、この先輩の言っていたことはある意味、真理だったかもしれないと思うようになってきた。最近わたしは、初めて会う人になるべく過大評価されないように期待値のコントロールをしている。
新人時代は「頑張ります、やれます!」とアピールしないと仕事をさせてもらえなかった。コンペなどでも、もちろんそうだろう。
だけど、おおかたの場合、一度受注した仕事を「第一印象が悪かったから」で仕事を取り上げられることはまずない。
であれば、第一印象はなるべく平凡に。過大な期待をしないようにしてもらって、仕上がった仕事を「想像よりよかった」と思ってもらえるほうが、安全側だと思う。
かくて、この10年ほどはなるべく第一印象で目立たないように気をつけているのだけど、先日うっかり第一印象で気に入られすぎて尻すぼみになった。まだまだ修行が足りない。
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天才であり、奇人であり、狂人であり、変人である。プリンスを表現する際についてまわるこれらを、映画を観終わった僕は、はっきりと否定することができる。


