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2013年、個人情報、B&B、偶然性【さとゆみの今日もコレカラ/第547回】

最近、kindle Unlimitedで古いインテリア雑誌やムックをよく見ている。たかだか15年くらい前の記事でも「家は隅から隅まで女のためのものであるが、主人である男の居場所がなければ帰りたい家にならない」みたいなリードがあって、男の書斎特集が組まれていたりする。いま読むとちょっとドキッとしてしまう。

Hanakoのムックとして刊行された「男のインテリア」を見ていたら「あれ?」と思う顔があって、クレジットを見たら、古市憲寿さん(27歳)とあった。壁面全部書籍だらけの部屋が紹介されている。発行年をを確認すると2012年だから、13年前か。品川に住んでいると書かれている。個人情報、まだゆるかった時代だなあ。

その数ページ後ろには、博報堂ケトルの嶋浩一郎さん(44歳)の自宅も外観つきで公開されていて、なんともほのぼのした時代だったのだなと感じる。嶋さんのお家も書籍だらけで、この時点で蔵書2万冊とか。キャプションに下北沢にオープンしたビールが飲める本屋「B&B」プロデューサーの一人と書かれている。そうか、B&Bは13年前だったのか。44歳のときの仕事なのか、などと思う。

古市さんも、嶋さんも、13年前、今の自分の姿を想像していただろうか。

嶋さんといえば、青山ブックセンターで長年行われている嶋ゼミが、たしか去年で10期だったと思う。友人がずっと事務方を担当しているのだけれど、毎回毎回、申し込みが秒で埋まるのだという。

選考はしないというのが嶋さんの考え方だそうで、なぜなら「偶然性」を大切に考えているからとのこと。その話を聞いてから、さとゆみゼミも、来年は先着順にしようかなあなどと思っている。

10年以上も前の雑誌から、ふわふわいろんなことを考える時間であったことよ。

【この記事をおすすめ】

“1年で細胞の約9割が新しくなる説”は友人関係にも応用できると思うんです。

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