
キラリと光ることを言う人は【今日もコレカラ/第961回】
最近、討論会的な場所での話し方の勉強をしている。
講演のような一人語りが上手いことと、複数の人が意見を発表し合うような場でキラリとしたことを言える能力はまた全然別物だと感じる。
人の話を聞いていても、講演が上手い人が必ずしも討論が上手いとは限らない。
いろいろ聞いているうちに、「この人、いつもいいことを言うな」と思う人は大体
「多くの人はAだと思っているけれど、実はBが真実なのです」
みたいな話し方をすることに気づいた。
そして、この「多くの人が思っているA」の提示が上手いなあと思う。
このAに心当たりがあればあるほど、実はBである、が効く。
昨日の今日コレで書いた山口周さんもまさにそうで、
たとえば
「多くの書籍には、『部下に仕事を任せるリーダーを良いリーダーだ』と書かれているけれど」
といったAの提示があって、その後、
「でもそれって、丸投げとどう違うの?」
というB側面を提示してひっくり返す。
この場合、Aに心当たりがないと、話自体が全然響かない。
先日、さとゆみゼミのアドバンスコースでゲスト登壇してくださった朝日新聞の伊藤あかりさんが、
「『一般的にはAなのに 、実はB』を書けることがコラムの面白さなのだけれど、そのためにはA(多くの人にとっての常識)を知っていることが重要」と話してらして、まさにキラリ光ることを言う人の特徴と同じだと思いながら聞いていた。
では、Aを知るためにはどうすればいいかという話になるのだけれど、それについて考えたことはまた今度。
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