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お金持ちの「時間」と「空間」の使い方【今日もコレカラ/第652回】

昨日、お金持ちの友人のお金の使い方について書いた。

もうひとつ、勉強になったのは、彼女の時間の使い方だ。いや、時間の制し方といったほうがよいか。

振り返って思うと、彼女からのアポイントはだいたい数ヶ月前にくる。たとえば今週私は彼女とご飯にいく約束をしているのだけれど、アポがあったのは5月だった。
チケットをとる、予約をする、手配をする。なにもかも秒速である。私もせっかちだし、その方面の仕事は速い方だと思う。だけど、彼女とチャットをしながらいろいろ手配を進めていると、その仕事の「速さ」と「早さ」に驚くことが何度もあった。

一緒にデスクを並べて執筆をしていたときも、そうだ。執筆に関係ない別の仕事が入ってきたら、秒速で倒す。ものすっごい勢いと圧力でキーボードを叩いている。多分、後顧の憂いを全部排除しているのであろう。
何かに集中するときに、脳のメモリを全開放できるようにしているんだろうなと感じた。
細かい気になりごとを先送りにすれば、それがいつも脳の片隅でメモリを食べ続ける。怪我をかばいながら走るマラソンのようだ。そういうことを、多分彼女はしないのであろう。

一方で、食事は3食必ずちゃんと食べる。食べるときは食べることに集中している。私のようにケータイを見ながら食べたりしない。お金と同じ。メリハリがきいている。

そういえば、彼女の著作の中に「部屋の中にAmazonから届いた段ボールが置きっぱなしになっていませんか?」というくだりがある(いま、手元にないのでうろ覚え)。
視界にやらなきゃいけない何かがうつっていると、うまくいくものもうまくいかなくなるというような文脈だった。

一度考え事をしてたとき、間違って彼女のベッドルームに入ってしまったことがあるのだけれど、洋服がきちんと畳まれていて、寝たあとのはずのベッドもきちっとメイキングされていた。(きちんとメイキングされたベッドを見て、あれ、これ私の部屋じゃないと気づいた)。

時間的にも空間的にも「いま、この瞬間」をちゃんと生きているというのはこういうことか、と思った。今の時間を、過去にも未来にも邪魔されていない。

お金持ち、というか、成功する人の時間と空間の制し方を見た思いだった。

というわけで、お金持ち2部作、おしまいです。5年後に、また一緒に同じ宿に泊まろうと約束をして帰ってきました。私の人生で、今のところ一番遠い予約です。

※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。

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「時間の使い方がうまい」=やりたいことがやれて、思い通りに生きられていること。そのためには、「時間を資産と考え、お金のように使えばいい」とのことだ。

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