
自分を長持ちさせる【今日もコレカラ/第669回】
ここ2週間ほどずっと調子が悪かったのだけれど、だいぶ浮上してきた。
先日、イラストレーターの白ふくろう舎さんと打ち合わせした時、「相変わらず精力的に活動してらして」と言われたので、「いやあ最近めっきり調子が良くなくて、これ、更年期ですかねえ」なんて話をした。
そしたら、白さんに「悪い時で、それですか。いやあ、そうなんだよなあ。さとゆみさんは、悪い時で、それなんですよねえ」と、妙に力を入れて言われて、なんだかそれが面白くて笑ってしまった。
でも、確かに、そうかもしれない。
フリーランスになって25年。調子の悪い時でも、底までは落ちないという感覚を、ずっと大事にしてきた。
人間だから良い時も悪い時もある。でも、悪い時でもこれ以上は落ちないように、セーフティネットをなるべくたくさん持つようにしてきた気がする。
調子を上げるための施策ではなく、調子のダダ下がりを止める施策みたいなものか。
たとえば、温かいものを食べるとか
たとえば、元気な人の近くに行くとか
たとえば、太陽の光を浴びるとか
たとえば、一日中ドラマを見続けるとか
たとえば、海のそばに行くとか
たとえば、納豆に揚げ玉を入れてバリバリ食べるとか
たとえば、マッサージにいくとか
たとえば。誰かと握手するとか
たとえば、ネイルを変えるとか
たとえば、お気に入りの漫画を読むとか
たとえば、自分に花束を買うとか
たとえば、香水を天井に向けてプッシュしてシャワーのように浴びるとか
そういう、ちょっとだけ踏みとどまれることを掛け合わせて、これ以上落ちないように工夫する。
誰だったか忘れたけれど、「アマチュアは最高点で評価される。でもプロは最低点で評価される」と言っていたのを覚えている。
最低点の自分でも、まあなんとか取り回してそこそこ運用できるくらいにしておくのって、意外と自分を長持ちさせるコツかもしれない。
今ある自分で、どうにかこうにか、もう少し長持ちさせていかねばならないのだ。
夏、終わるね。
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