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AIに書かせてたまるか【今日もコレカラ/第841回】

まだ人間にしか書けない文章があるとか
こういう部分は人間のほうが優っているとか
インタビューは人間にしかできないとか
ライターは食べていけるのかとか
そういう話じゃない。

早晩、AIが書く原稿で、世の中の多くは事足りるようになると思う。
ただ、私の場合、今、書いているような文章については、今後もAIに書かせることはないだろうと思う。

私にとって、書くことは「生活の手段」であるだけではなくて「一番好きなこと」だからだ。

たとえが正しいかどうかわからないけれど、
ゴルフが好きな人に、AIが代わりにやってくれますよ とか
山登りが趣味な人に、AIが代わりにやってくれますよ とか
言ったとて、みんな、そこをAIに譲らないでしょう?

そういう感じ。

インタビュー原稿を書く。
エッセイを書く。
書くと思考が動く。
自分の体に一番深くタッチできる。

書くのが楽しくて書く仕事をしているのに、AIに書かせてたまるかと思っている。

さっき、書くことは「一番好きなこと」と書いたけれど、これはちょっと正確じゃなくて、私が一番好きなのは「考えること」だ。その「考えること」を一番深くやらせてくれるのが「書くこと」なので、書くを手段に考えることをしている。

テープ起こしは、AIにさせる。
リサーチも、AIにさせる。

でもインタビューは(AIができるようになっても)させたくないし
原稿を書くのは(AIができるだろうけれど)させるはずはない

そんなに楽しいところ、誰に譲れるか。

そして、それで食べられなくなったら、私は別の仕事をして、それでも「書く」はやめないと思う。

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日々淡々と本の山を築き上げ、今月も気づけば60冊を超えていた。

writer