
あなたといるからデトックス【今日もコレカラ/第875回】
先日、東京から京都に遊びにきた友人と一緒に、サウナに行った。
1時間半のサウナ時間。粛々と汗を流し、水風呂に浸かる。
その彼女が、「サウナって、デジタルデトックスですよねえ」と言う。たしかに。サウナには、ケータイを持ち込むわけにいかない。
彼女は、デジタルデトックスできることが、サウナの魅力のひとつだという。というか、デジタルデトックスできる場所って、もう、サウナくらいしかないかもしれないとも言う。
なるほど。そうか。
たしかに、ケータイの存在を完全に忘れることができる時間なんて、ほとんどない。
そういえばかつて、京都にある私設図書館「鈍考」で、入り口のロッカールームにケータイ電話を預けたら、驚くほど本が読めた。
強制的にケータイを手放す場所は、いまやお金を払ってでも手に入れたいのだなあ。
「さとゆみさんと会うのも、デジタルデトックスです」と、彼女は言う。
いろいろ話したいことがあるから、ケータイを触らなくなるのだとか。
そう言ってもらえるのはとても嬉しい。
私も、「そういえば、この人と一緒にいる時は、ケータイを一切見ないな」という人がいる。
それはお金を出してでも欲しい、お金を出しても買えない、プライスレスな時間なのだなと気付かされることよ。
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