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ちょこんとちゃっかりちゅうちゅう【さとゆみの今日もコレカラ/第 330 回】

ここ数年、自分が影響を受けている人の顔を思い出してみると、CORECOLORのインタビューで話を伺った人が多いなと感じる。

たとえば、京都のフリーペーパー「ハンケイ500m」の編集長・円城新子さんとアルピニストの花谷泰広さんには「循環するビジネスモデル」について学んだ。どんなに面白いことでも役立つことでも、いっときの想いや勢いだけでは続かない。誰かが無理する仕組みは続かない。ちゃんと続けられる循環をつくること。そのためには、圧倒的に楽しいこと、そしてもっともっと遠い場所にボールを投げること。花谷さんに出会わせてくれたのは、ゆりちゃんだった。

最近とても大きな経験だったのは、お亡くなりになる前のアーティスト、田名網敬一先生にお会いできたこと。それまでの私は、長生きするのはどこか怖いことだと思っていた。だけどあんなふうにその人生の終わりの直前まで、人は創作者でいられるのだ。そしてそれを許すのは「好き」の爆発なのだと知れたことは、人生がひっくり返るほどのインパクトだった。田名網先生に取材してくれたのは、しのぶさん。

そして、そもそも「人は、教えた人から教わるようになっていくんです。これからはきっと、後輩の人たちから学んでいくことになりますよ」と予言していたのが、Dr.Balaこと大村和弘先生。医療ライターのこずえちゃんに引き合わせてもらった。

15年以上前から東南アジアで医療に携わる人たちを育成してきた先生は、最近、教えた人たちにインスパイアされることが多いと話していた。それを聞いたのは2年前のことで「10年後の私は大村先生みたいになっていればいいんだ」と思ったのだけれど、10年も経たないうちにそうなりはじめている。

これからも、みんなが会いたい人たちに会いに行く場所にちょこんと座って、そのエキスをちゃっかりちゅうちゅう吸って生きていくのだ。ふふふ。

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