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私のことをちゃんと見て!【さとゆみの今日もコレカラ/第 342 回】

人に腹が立つことがあまりない(立てられることはよくある)。

ただ、自分でも自覚している小さなイラっとポイントが2つあって、そのうちのひとつが、「時間を早回しされること」である。

たとえば最近立て続けに「いやあ、2024年ももう終わりますねえ」と言われ、「いや、まだ全然終わんねーよっ」と、小さく心の中で舌打ちした。言葉が下品ですみません。

まだ3カ月もあるじゃん。1年の4分の1もあるじゃん。なにかね、キミのカレンダーに10-12月は存在しないのかね、などとネチネチ思う。

こんなふうに狭量になっているときはアレだ。年末までに終わらせなきゃいけないあれこれが半端ない時だ。まだ80日もあるんだから大丈夫、間に合うはずだと信じている私の心を逆撫でないでくれという時だから、まあ、こちら側にイラっとする理由がある。

だけど、それを棚に上げてやっぱり言いたい。

なんでそんなに生き急ぐの? なんでもうコンビニでおせちの予約が始まってるの? そんなに早く歳とりたいの? 

そうやって未来のことを考えて今の時間を足早に駆け、実際にその未来の日がやってきたら、その時はもう次の未来の準備をしている。

そんな、「ミライちゃん」ばっかり気にかけられているのって、「イマちゃん」の立つ背が全然ない。「イマちゃん」はいつになったらじっくり味わってもらえるの? 私のことをちゃんと見て! 

なんか、浮気相手にうつつを抜かして、今カノを大事にしない男といるようなイラッと感である。その浮気相手だって本命になったらすぐに浮気されるのだ。

いまいち比喩が適切じゃない気もするが、私は「イマちゃん」を大事にしたい。イマちゃんと、ねんごろにやりたい。イマちゃん、愛してる。

そして、断固「もう年末」ではない。年末までにはまだ80日もあるし、それだけあればこの手元の原稿も全部全部終わるはず! はず!!

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【この記事をおすすめ】

わたしの口癖は、「時間がない」だ。

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