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たとえば、電話するとか【さとゆみの今日もコレカラ/第463回】

1年前、2日間のライティング道場に来てくれた人から久しぶりの連絡があった。どうしても書きたいメディアがあって、企画書をつくった。どこかにライター募集や企画募集が出ていないかサイトをくまなく見たのだけれど、どこにもない。こういう場合、どうすればいいでしょうか? 諦めて別の媒体に応募したほうがいいでしょうか? という連絡だった。

私は、「編集部に電話をかけたら?」と、返事した。

「多分、編集部の電話番号は検索できるだろうし、できなかったら会社の代表電話に電話して編集部の人につないでもらえばよいのでは」と答えた。

彼女はびっくりしたみたいだけれど、「電話! たしかに!」と言って、話はそこで終わった。

2時間後、彼女から連絡がきた。

早速問い合わせをして、担当者を紹介してもらえたらしい。直接会うのかメールでやりとりするのかまでは聞かなかったが、少なくともお目当ての編集部に企画を見てもらえてよかった。

そして、こういうことだよなあと思う。

先日、イラストレーターの白ふくろう舎さんとサタケシュンスケさんのトークイベントで「最近は、編集部にイラストを持ち込む人がほとんどいない」という話題になった。「知り合いの編集者は『今、それをする人がいたら丁寧に見るのに』と言っていた」とも。

そういうことだよなあ、と思う。

そういえば、長崎県の五島に世界中のビックスターを呼んで大規模なイベントをした方も、「スポンサーになってくれそうな企業をリストアップして、毎日1企業ずつアポをとって説明にまわった」とおっしゃっていた。

いやはやほんと、そういうことだよなあ、と思う。

来週から、怒涛の営業週間に入る。全国に800軒以上あるといわれている独立系書店さんに、さとゆみの「今日もコレカラ」のZINEを置いてもらえないか、1軒1軒、ご連絡してみる予定だ。

いい文章を書くのは難しい。24年書き続けて、それでもまだできないことは多い。でも、書店にご連絡をするのは、誰でもできる。できることは、する。

もし、「私の知っている本屋さんは、ZINEを取り扱っていますよー」というところがありましたら、ぜひ教えてください。

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やっぱり私はイラストレーターが営業活動をするなら、「直接人と会うこと」、中でも「持ち込み」を選択肢に入れてほしいと思うのです。

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