
たった3分で世界は変わる【さとゆみの今日もコレカラ/第539回】
昨日は非常に健やかに脳と身体が動いた。8時から23時まで。集中力がきりりと満ちて、気持ちの良い日だった。
毎日がこんな日だったら、多分、いつか空も飛べる。
自分の裁量で仕事をしていると、スケジュールのコントロールが非常に難しい。20年以上フリーランスをしてきたのに、いまだに徹夜になってしまう日がある。馬鹿なの。私、お馬鹿さんなの。
先日、翻訳家でエッセイストの村井理子さんにお話を伺ったとき、こんな話を聞いた。
最初の3分集中できれば、物事は意外と前に進みます。1度止まった水車が動き出すような感覚。3分で本当に変わることを知っているから、それを信じて自分の精一杯をやってみるんです。
いや、ほんと、3分なのである。3分で世界は変わる。
3分だけ原稿に手をつけられれば、あっという間に30分書いている。
3分だけ読もうと思えば、気づけば一冊読んでいる。
気が重いと思っていたことも、3分過ぎれば楽しくなっている。ランニングと一緒だ。走ったあとは、100パーセント走ってよかったと思う。
問題は、3分。
最初の重い水車を3分回せるかどうかなのだ。
50歳を目前にして、(これまで馬鹿にしていた)ルーティンの大切さを感じている。
スタートダッシュで走り切れた30代、騙し騙しゴールできた40代を超え、これからは、「ちゃんと3分」みたいなことが、すごく重要になっていくのだろうと思う。多分、長く楽しく働けるかは、毎日の3分で決まってくるんだろうな。
そういえば、近藤康太郎さんも、キッチンタイマーを買いなさいとおっしゃっていた。
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私はもう何年も徹夜はしていません。年齢があがるとともに、調子が悪い日も多くなり、それを想定したスケジュールを意識していかないといけないでしょう。


