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好きだと言われたら嫌いになる。カエル問題②【今日もコレカラ/第699回】

昨日、カエルについていろいろ書いていたら、「カエル化現象についても書いて欲しい」とリクエストをもらった。

カエル化現象。

ご存じだろうか。
好きになった相手が自分に振り向いてくれた瞬間、興味を失ってしまう現象のことを言うらしい。
転じていまは、大好きだった対象なのに一気に冷めてしまうこと、も指すそうだ。

何かの媒体が、「カエル化現象という言葉を知っているか?」というアンケート調査をしていて、Z世代の半数以上がよく知っていると答えていた。そんなに人口に膾炙した言葉なのね。

この話で思い出すのは、婚活指南をビジネスにしている先輩の話だ。

これはもう、10年近く前のこと。その婚活道場(!)に通うと、もれなく結婚が決まっていくと評判の勉強会(?)があった。

その方に、「婚活がうまくいく人とうまくいかない人の間にどんな差があるのか」と聞いたら、自己肯定感が高いか低いかの差だ、とおっしゃった。だから、道場ではひたすら、自己肯定感を高める訓練をするのだと言う。
まだ自己肯定感という言葉がここまで知られていなかった時代だったから、その話はとても新鮮に聞こえた。

もちろん、なぜ自己肯定感が恋愛成就と関係あるのかも質問した。
その方いわく、自己肯定感が低いと、「こんな自分ごときに興味がない人のほうが、素晴らしい人なのだ」と思う傾向があるらしい。だから、振り向いてくれない人ばかり好きになってしまう。
そして、自分を好きになってくれた人に対しては「こんな私を好きになるなんて、大した人間ではない」と思って見下してしまう。だから永遠に両思いになれない、という話だった。
だから、「自分は人から愛されるに値する人間なのである」を認められるようなマインドセットが大事なのだとか。

なるほどー、と思った。

今もその方がそう思っているかどうかはわからないけれど、そのときは理にかなった話だなあと思った。
カエル化現象の原因にも、自己肯定感の低さをあげる解説文が多い。

翻って自分はどうかと考えてみると、私は、カエル化現象の真逆の傾向がある。
以前知り合いに「さとゆみは、釣った魚にエサをあげすぎて増長させるから気をつけろ」と言われたことがあった。
どうやら好きな人、付き合う人を褒めたおす傾向があるらしい。カエル化の逆だ。
うむ、たしかにそうかも。

自分が好きになる相手は、素敵に決まっておる。ここも素敵、あそこも素敵、となってしまう。コレは、恋愛に限らずそういうところが、ある。

「それって、褒められ慣れている人ならいいけれど、そうじゃない人は急に力を得た気になって事故るよ」と言われたことが何度かあった。
振り返ると、確かにそうだったかも、と感じることがある。

私のように、感情の圧が強い人間は、たとえ好意でも人をクラッシュすることがある。
いろいろ気をつけねばならぬのだよな。

カエルの話、いったんここまで。
明日はおたまじゃくしの話をします(嘘)。

※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。

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