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運とご縁ではない、話【今日もコレカラ/第830回】

明日は宣伝会議さんの編集ライター養成講座で登壇の日。

私はこの講座の卒業生なのだけれど、「いつかこの講座で、講師席に立つぞ」と明確に思って、最終日に人がいなくなった講師席から見える景色を確認したのを覚えている。

「過去の卒業生から話を聞く」という無料講座での登壇を頼まれた時、これを足がかりに、本講座での講師に声をかけられるようになろうと考えた。

そこで
「ライターにとって本当は大事なのに、講座の目次にないこと」
「編集長も知らない(むしろ編集長だから知らない)受注側のリアル」
を軸に、話す内容を組み立てた。

卒業生講座は3人でのフリートークだったのだけれど、
「この人の話を、ちゃんと聞きたい」と思ってもらえるように、あらかじめパワーワードを書き出し、当日いくつかを繰り出した。

そして、後日「また、卒業生トークをしてほしい」と言われた時には、僭越ながらお断りし、本講座に呼んでもらえるならば喜んで、とお伝えした。
その年は無理だったけれど、翌年、講師としてお声がけいただいた。たしか当時は最年少の講師だったのではないかと思う。

ここでの講義内容を核にして書いた本が、『書く仕事がしたい』だったので、私にとっても大事なターニングポイントだった気がする。

何が言いたいかというと、
「運とご縁で今日ここにいます❤️」
とか
「気づいたらこちら側で登壇する人になっていました❤️」
という話ではなくて、戦略を立てて、話す練習をして、勇気を出して交渉をして今ここにいます、ってことでした。

運とご縁の神様がいるなら、その前をウロウロ視界に入るようにして、チャンスの前髪を掴むために毎日素振りして。がめつく生きてきおったよ、私。

これまで本講座では「自己プロデュース」の話をさせていただいていたのだけど、今回から、初出しの「企画について」の話をさせてもらうことになった。
実はこれも、自分から提案した。
いま、ライターにも編集にも必須のスキルなのに、全50回の講義の目次にないなあと思ったからだ。

みなさん、お楽しみにー。

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今の私はどうか。家と言う名のパン工場に閉じこもり、何か良いご縁はないかとうじうじしているだけではないだろうか。アンパンマンを見習うなら、まず外に出て、たくさんの人と自分から触れあわなければ。

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