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好きだから書けるわけじゃなくて、嫌いだから書けないわけじゃなくて【今日もコレカラ/第900回】

みんなで本を読んで、本の感想を話し合おう。せっかくだから感想文も書こうという講座をやっている。
書評講座とうたっているけれど、書「評」というほど評価しなくてもよい感じ。

これまで
『さみしい夜にはペンを持て』
『書くことの不順』
『好きを言語化する技術』
『天才による凡人のための短歌教室』
などを読んできた。今日はこれから、
俵万智さんの『生きる言葉』を読む。

東京も大阪も15人ほどの参加者がいるのだけれど、人によってその本が「好き」な場合も「嫌い」な場合もある。
でも、好き嫌いは、レビューの面白さと直結しない。

レビューとは、自分とその本との距離を測り、その間にある差分について考えるものでもあると私は思う。

だから、距離が遠い本のほうが意外とその遠さについて語ることができたりする。
共感しなきゃ書けないわけではないのだ。
それに、人はそんなにやすやす共感したりしない。

あと、共感しかない時って、基本、知ってることしか書かれていなかったということだよね。

この講座で
「好きにならなきゃ書いちゃいけないと思っていました」
という言葉を聞いたのだけれど、なるほど、たしかにそう考える人も多いかもしれないと感じた。

好きには好きの理由があるけれど、嫌いの理由を聞くのも、わたし、好き。

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※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。

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