
新しいことをするときには【さとゆみの今日もコレカラ/第 138 回】
「会社と家を往復するだけだったら地図は必要ない。地図が必要になるのは、新しいことをするときなんだよ。そう考えると、地図って夢があるよ
ね!」
地図に関わる仕事をしていた方が、よく言っていた言葉だ。
その方は、いつ会っても地図の話を楽しそうにする。最後に会った時は、「梅田駅周辺のダンジョンをどうマップにするか」について話していた。世界中にいろんな都市あれど、梅田駅近辺で目的地までの最短ルートを示すのは本当に難しいのだとか。
そういえば、「バス停は意外と住民に動かされてしまうので、よく位置が変わる」とも話をしていた。5メートル、10 メートルと、自分の家の近くにバス停を動かしてしまう人がいるそうだ。そんなことある? って思ったけれど、あるんだろうなあ。
先日久しぶりに連絡をとったので、冒頭の言葉を思い出していたのだけれど、「新しいことにチャレンジするときに、地図が必要になる」の話は、何かに似ているなと思った。はて、何だろうと思ったときに気づいたのが、ウィキペディアだ!
ある本を読む。作者についてもっと知りたいと思う。ウィキペディアを調べ る。生い立ちを知る。ああ、だからあの表現か、と思ってもう一度本に戻る。本だけじゃない、映像作品を観た時も、私はよくウィキペディアを確認する。印象的だった俳優さん、声優さんを検索する。ああ、あの声は、あの役の人と同じなのかと合点して、別の作品にたどり着き、聴き比べることもある。
昨日も昨日とて、地下鉄で隣に座った大学生風のカップルが、ケータイの画面を見ながら「この2人、親子だって知ってた?」「えー、マジ?」「って思うと、ちょっとアレ、見る目変わるわあ」「家でもう一回観る?」みたいな会話をしていた。画面をのぞきたくなるのをなんとかこらえたけれど、ちらりと目の端に見えたのはウィキペディアのページだった。
地図と同様、ウィキペディアは何か新しいことに触れようと思うときに接するサイトなんだなー。なんか、そういうの、いい。
リニューアルした連載、「運ちゃんのウィキペディアのおかげです」は、声優さん大特集です。個人的には、声優さんの出身地にものすっごく偏りがある話が面白かった。編集者やライターに魚座が多い話みたい。
よかったら読んでくださいね。
【この記事をおすすめ】
月間 10 万 PV 超えのウィキペディアでよく閲覧される「人物のページ」は役者が 1426 人と最も多く、続いてスポーツ選手、ミュージシャンと続きます。
「声優」は約5%の 287 人で、この閲覧数の多さに私はびっくりしました。スポーツでは野球に続き2番目に人数の多いサッカー選手(144 人)の約2倍です。お笑い芸人や政治家よりちょっと少ない人数。まさかアナウンサーよりも声優の方が 100 人以上多いとは!

