
面談。日傘。かっこう。【さとゆみの今日もコレカラ/第 267 回】
初めての三者面談なるものに行ってきた。
先生が息子に「1学期はどうでしたか?」と聞いてくれる。自分の子どもが、大人(先生)に向かって話をするのを見て、へええ、こんな話し方をするんだとか、こういうテンポで考えて答えるんだとか、とても面白かった。全然人の目を見て話さないのね、とか。
中学に入ってから、どんどん大人になっていくなあと感じる。ほとんどのことはもう、自分で決めて、私に相談するまでもなくやっている。
あれを買ってほしいとか、これをやらせてほしいと私に言うときは、本人なりに考えて調べてから言っているようなので、だいたい、うん、いいよとしか返事をしていない。先日一緒にコンタクトを作りにいった。
もちろん、そういう購入や選択について、失敗したとか、これはお金を無駄にしたと感じることもあるみたいで、そういうときは「なんかごめん」と言ってくる。まあ、やってみなきゃわからないもんね、と私は思う。
先生に、「お母さんから見て1学期はどうでしたか?」と聞かれたので、部活も勉強もずいぶん頑張っているようですごいなあと思っていますと、率直に感想を言った。先生は「ほう」と答える。
私は家を留守にすることが多い。親に頼れず自分で判断しなきゃいけないことも多いだろう。部活や行事の準備も自分でやる。きっと大変だろうと思うけど、頑張ってくれているなあと感謝してます。
歳下の子に優しいところ、友達を大事にするところなど、とても信頼しています。あと、ユニークなことを言うなあ、面白い人だなあと思っています、と伝えた。先生は「たしかに、面白いところもありますね」と言っていた。あ、学校ではそこまで全開じゃないのかな、などと想像する。
私が話していたのは2分くらいだったけれど、面談という場だったからか、普段息子に対して思っていることを素直に話せたことが楽しかった。それを聞いてくれる人がいるのも嬉しい。
暑い日だった。日傘をさすと、その影に入りたがる。もう私よりもだいぶ背が高い。帰り道にレストランに寄ってハンバーグを食べた。勉強することに対
する彼の見解を聞いた。へええ、と思った。彼は家に帰り、私は仕事に戻る。なんてことない一日。
かっこう。
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そもそも私は、人生をより良くするものには興味がないし、役に立つものも苦手。楽しいものや面白いものが好きなんです


