
身に着けるものが、行動を変える【さとゆみの今日もコレカラ/第432回】
1月1日にポチっと買ったお財布が届いた。いえーい。嬉しい。
名刺入れと同じサイズ、ミニマライトの三つ折り財布。今まで赤を使っていたけれど、だいぶくたびれてきたので、新調した。今回はグリーン。
手のひらの中にすっぽりおさまるサイズのこの財布とは、3年前に出会った。
それまでの私は、長財布一択。過去に、『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』というベストセラーがあったけれど、「長財布以外はお金が折れてしまう。お金を折ると、お金がたまらない」という言葉をなんとなく気にしていた。
その本の帯には、「年収1000万円をめざすなら、5万円の財布を買いなさい」と書かれていて、だからというわけでもないけれど、3年に1度くらいのペースで、ブランドものの長財布を買ってきた。
なのだけど、このお財布に出会って、「この財布を持って歩く自分」が、すごく素敵な気がして、宗旨替えした。
このサイズだと、デニムのポケットにすっぽり入る。ちょっとそのへんまでお散歩にいくのに、バッグを持たなくていい。長財布をやめるだけで、突然、身軽になった。
私が旅をしながら原稿を書くようになったのは、この財布に出会ったことも影響していると思う。長財布を使い続けていたら、こんなにふらふら、いろんな場所に行こうと思わなかった気がする。
自分が持つもの、身に着けるものが、こんなにわかりやすく行動まで変えるのだなと思う。

肩掛けのバッグをやめたときもやはり、行動が変わった。
バックパックを持つようになって、両手があいた。両手があくと、自由が増える。転んでも怪我しない。荷物の重さを感じにくいから、歩く距離が増える。
これもやはり、毎日使い続けてくたびれてきたので、年末に京都で一目惚れした色違いを買った。こちらも、新年におろした。マザーハウスのもの。ここで買うバックパックは5個目になる。

今年も、このバックパックと3つ折り財布で、いろんな場所に行く。両手をあけて。
「今日もコレカラ」は毎朝7時に更新して24時間で消えるショートコラムです。今日もこれから良い一日を。
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