
なるべくアンテナを立てない【さとゆみの今日もコレカラ/第485回】
昨日は、InstagramでのPR運用をしている方の話を聞いていた。
私はインスタを滅多に開かない。1日3分くらいだろうか。一方、Xはトータル20分/日くらいはいると思う。インスタの住人とXの住人が住んでる地球は、本当に同じ地球なのか? と思うくらい、見えている地平線が違って面白く、勉強になった。今年はインスタもやってみようかななどと思った。
さて。
ときどき、「企画を立てる」ことについて講演を頼まれることがある。『本を出したい』という自著は、企画の作り方の本だったりする。
だから、「いい企画を作るために、普段からどうやって、アンテナを立てているのですか?」と聞かれることが多いのだけれど、私は、なるべくアンテナを立てないようにしている。
インスタだけじゃなくて、私は、テレビを観ない。音楽を聴かない。TikTok見ないし、YouTubeも見ない。(気になるドラマは配信で一気に全話見する)。
イノベーター理論で言うと、レイトマジョリティとレガシーの間くらいに生息している自覚がある。
だから、そんな私の耳に入ってきた情報は、そうとう人口に膾炙してきた事柄だなとわかる。
もうひとつ。
人とは、よく、会うしおしゃべりする。ママ友でも仕事相手でも、よく話す。いろんな業界の話を聞く。
そこでわかるのは、「ネットでとれる情報は、すでにだいぶ古い」ということだ。
SNS上で語られていることや、YouTubeで喧伝されていることについて、実際の現場にいる人はどう思っているのかを聞くと、たいていもう、そのだいぶ先を歩いていたりする。
つまり、ネットって、マジョリティの感覚は掴みにくいし、最先端のことは描かれないし、という場だなと思う。
こと「企画」についての情報収集には、向いていない。
過去に、兵庫県明石市ライツ社の出版社の代表、大塚さんにインタビューをさせてもらったことがある。
大塚さんもまた、明石に住むメリットを、情報に大量に触れなくて良いから、と話してくれた。
明石にまで届いた情報はすでに、淘汰の波を超えてきた情報である。そしてそれは本質的な課題である。
骨太な課題について、じっくりゆっくり深く考えることができるのが、明石で出版社をやっているメリットだとおっしゃっていた。
東京でこれをやるのは結構難しいから、私はわりと、意識的にアンテナを立てないようにしているなあと思う。
そして、よく、旅をする。旅先で、いろんな人と話す。
東京だけ別の国だな、と思うことは多い。
「東京は別の国」(byさとなおさん)については、またいつか。
・・・・・・・・・・・
【この記事もおすすめ】
東京は、情報量が多くて刺激的ですよね。それに比べると、明石は何もない。毎日平和で、特に刺激もなく同じことの繰り返し。でも、だからこそ、それでも感じる世の中への違和感や課題みたいなものは、本質的な課題だと感じます。


