
好きの近くで仕事をする【今日もコレカラ/第634回】
私がとても尊敬しているライターさんの一人が、ちゃんめいさんだ。
マンガライターとして、何本もの連載を持ち(CORECOLORでもお願いしている)、おすすめマンガの選書や、マンガ家先生のインタビューも多数引き受け、イベントの司会進行などもする彼女は、なんと副業ライターだ。
いや、専業ライターでもその仕事量無理やろという仕事量を、彼女は副業でやっている。
普段、ちゃんめいと呼んでいるので、ちゃんめいと書かせてもらいます。
ちゃんめいのCORECOLORでの連載のタイトルは、「あちらの席からマンガです」だ。
これは、ちゃんめいが飲み屋でマンガを読む人であるということと、飲み屋で隣に座った人にめっちゃマンガについて熱く語りまくるエピソードから発想した。
ライターになりたくてライターになったというより、マンガを布教したくて気付けばライターになったという感じの人だ。
以前、ちゃんめいにCORECOLORメンバーに対して講義をしてもらったことがある。
ポートフォリオの作り方、仕事の獲得方法、本業と両立する時間の使い方、業界の第一人者になるための努力。どれも考え抜かれた上でトライ&エラーを繰り返していて、本当に勉強になった。
そんなちゃんめいは、マンガ好きが高じてマンガライターになったのだけれど、「好きを仕事にする」と言われると違和感があると言っていた。それで「好きの近くで仕事をする」という感じ? と聞くと、「ああ、まさにそれです!」と言っていた。
この感じ、私もよくわかる。
私も15年間、髪の毛の専門ライターだったけれど、「好きを仕事にする」という感じではなかった。やっぱり、「好きな人(美容師さん)の近くで仕事をしていたら、ヘアライターになっていた」という感じだ。
これ、本当に幸せなことだ。
もちろん、好きな気持ちだけでプロとして生きていけるわけじゃない。
だけど、自分が上手くなれば上手くなるほど、好きな人を大きな力で応援できる。これほどハッピーなことはない。
今日アップするちゃんめいの連載原稿は、そんな「好きの近くで仕事をする」彼女だからこその文章だなあと思った。好きを書く人たちは、言葉がぷるっとしている。
仕事だから書いているわけじゃない。
だけど、好きだから書けているだけでもない。
とっても楽しく読んだので、みなさんにもぜひ楽しんでもらえたらと思います。
※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。
【この記事もおすすめ】
今年もありがとう! 夏!


