
”今カレ”の良さを知る日【今日もコレカラ/第718回】
京都で運動できる場所を探そうと、昨日は事務所兼家から徒歩10分のパーソナルトレーニングのジムの体験に行ってきた。
ここで体験をさせてくれ、プランを説明してくれたお兄さんの会話がもうまさに「教科書通り」のガチガチマニュアル通りで、最初はおかしかったのだけれど、最後はちょっと悲哀まで感じてしまった。きっと新規獲得のノルマとかあるんだよねえ。
目標体重とか目標の体型を聞かれるのはまだ全然良い。だけど
①「体重だけを落とし、食事制限がきつく、すぐリバンドするダイエット」と
②「体重も体型も変わり、食事制限はなく、リバウンドしないダイエット」
どちらがいいですか?
と聞かれたときは、うっかり吹き出してしまい、①を選ぶ人、いるんですか? とつい聞いてしまった。性格の悪い客でごめんなさい。
さらに料金説明のときは、パーソナルトレーニングの相場ってご存じですか? と聞かれ、私は東京でもパーソナルトレーニングに通っているけれど相場は知らないなあと思ったので、「よくわからないです」と言ったら、月8回だと15万円から20万円が相場なのですが、うちは5万円ですと胸を張られた。
不動産で最初に高い部屋を見せ、次にボロい部屋を見せ、最後にちょうど予算にあった部屋を見せるのに似ている。
過去に保険のセールスとか、それこそジムの勧誘とかの営業トークをコーチする人の本を作ったことがある。その人が話していた内容そのままで、今や客のほうがそういうことに詳しかったりするから、勧誘営業も大変だよなあと思ったりした。
結局、料金システムが2拠点生活の私には合わなかったのでそこを失礼してきたのだけれど、ジムの内容自体は良かったと思う。
ただ、私がその場で入会を即決した東京のパーソナルジムと比べて何が違ったかを考えたら、ちょっと面白かったので備忘録。
東京のジムで体験をしたときには背骨に側湾のある私の体をしっかり観察してくれ、「なるほど、こうやって体を動かせばいいのか」と納得いくトレーニングを丁寧にしてくれた。カウンセリングの結果、私にオーダーメイドしてくれた内容だったと思う。
時間も30分くらいあって、「こんなふうに体を動かせたら気持ちいなあ」と体感できた。何より、トレーナーが「プロ」だった。パーソナルトレーニングってこんなに違うんだなあと思わされた。
一方、今回の体験はAIマシンを使った体験で、それはそれで全然いいのだけれど、最初にわざと何も教えずにトレーニングさせて「そういうやり方だと体に負担がかかるんです。ここを変えてください」とあとから伝え「なるほどプロに教わると正しいフォームが身につくのか!」と思わされる(かもしれない)マニュアルになっていた。
でも、短い体験時間の半分は「ダメなフォーム」でトレーニングさせられるわけで、これって本当に顧客に優しいのだろうか。東京の体験のときは「短い30分の体験トレーニングでも、顧客の役に立ちたい」という気持ちが前面にあらわれていたから、その差を感じてしまった。
そうそう東京のジムは、私がしばらく予約を入れていなかったら「佐藤さん、今月予約されてないですよね。お忙しいですか?」と連絡をしてくれる。
ジムって休眠会員がいかに多いかが利益に直結するはずなのに、こうやって「寝ている客」をわざわざ起こしにきてくれるのだ。
「買ってほしい」「儲けたい」よりも先に「この人に健康になってほしい」「運動の楽しさを知ってほしい」の気持ちがまっすぐ伝わったほうが、結果、ファンになるよなあって思った次第。
かくて。
普段私が通っているジムがどれだけ良心的かを再確認する時間となったわけです。
今カレの良さを改めて知るような時間で、なんだか自己肯定感があがった。
東京のジムにもっと頑張って通おう、私。
あとこれ、ジムだけの話じゃないよなって思ったYO。
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これが噂の更年期なのだろうか。これ以上症状が悪化しないうちに、何か対策をしなければ仕事に差し支える。
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