検索
SHARE

また会おうね【今日もコレカラ/第945回】

週末は、アメリカから一時帰国した仲間を迎えるために、ゼミメンバーが集まった。大人13人、子供は7人だっただろうか。

お店よりもスペースを借りてケータリングをしたほうが気楽かもと考えて、都内の雑居ビルの一室を借りて、みんなでわいわい。
集まったメンバーはゼミを卒業してからまだ2ヶ月。でも、すでに懐かしい気持ちになる。近況を聞いていると、たった2ヶ月でも、みんないろんな変化があるということも知る。

久しぶりに日本に戻ってきた姉妹はとっても可愛くて、その姉妹を迎える、ゼミメンバーの子どもたちも本当に可愛くて。すぐに和気藹々と遊び始めて、なんだかとっても幸せな時間だったなあ。
私は少し遅れて到着したのだけれど、子どもたちがかわるがわる挨拶にきてくれた。こんにちは。さとゆみと言いますと伝えると、にこっと小さな手を出してくれる。握手。

帰りは雨が降っていたので、傘をさして子どもと手を繋いで、駅まで歩いた。
暖かい手だ。

「いい人ばかりですね」
帰りの電車で、帰国したばかりの彼女が言う。

ほんとだね、いい人ばかりだね。

子どもたちと別れがたくて、乗り換え駅だったホテルまで一緒に歩いた。
「また会おうね」と約束をしてバイバイする。

また会おうねと言える相手がいる幸せ。
何十年かぶりに、スキップしたくなる夜だった。

※「今日もコレカラ」は朝7時に更新です。バックナンバーが読めるようになりました。

【この記事もおすすめ】

「誰が誰のパパかママかわからないですね」と私が思わず呟くと「誰が誰の子どもなのか、わからない関係を作りたかったんですよね」と、森本さんはほほ笑んだ。

writer